前回、「どっちの料理ショー」にちなんで、屋根リフォームの「塗装」と「カバー工法」について比較してみようということから、
主にカバー工法のメリット・デメリットについてお伝えいたしました。
(前編はこちらから)

 

今回は、後編ということで大きく3つのテーマでお届けしようと考えております。

①塗装したらいくらかかるのか?塗装するなら何が良いのか?

②カバー工法ならいくらかかるのか?どのタイミングならどっちがお得なのか?

③社内パネリスト判定!結局どっちを選ぶのか?

 

まず、塗装した場合いったいいくらかかるのか?というテーマですが、簡易比較表を作ってみました。
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最も安価なのはウレタン塗装ということになりますが、シリコン塗料の価格が安くなってきたこともあり、
耐久性とのバランスから、シリコン系が最も人気がある塗料となっています。価格もウレタンと比較すると、
㎡あたり400円程度しか違わないため、今であればシリコン塗装がオススメと言えます。
フッ素系は耐久性がある反面、価格がかなり高くなりますね。

 

 

さて、次にカバー工法の費用ですが、サンプル価格表を作ってみました。
カバー工法費用
上記金額に足場代は含まれていませんが、四方を囲うことになるので16万円ほどかかってきます。
そうしますと、1,075,000円(税込)となりますので、㎡単価としては約14,300円となります。
塗装よりもかなり高くつきます。ウレタン塗装の約3倍です。

ではなぜカバー工法が人気なのか?というお話になりますね。

下記をご覧下さい。新築から10年目に塗装かカバー工法の選択肢があるとします。
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例えば、30坪(約100㎡)の家をシリコン塗料で塗装した場合、費用としては約50万円かかります。
耐久性としては最大でも10年ですので、10年後にも再度塗装することになります。
そうなると、さらに10年後にも…と思いきや、築年数で言うと30年経過していることになりますので、
もはや塗装では対応出来なくなります。
屋根材の葺き替えが必要となりますので50万円ではなく、約180万円かかってくるのです。
そうしますと、30年間の総額としては約280万円と膨れ上がります。

 

一方で、カバー工法は?と言うと、100㎡であれば約140万円イニシャルでかかってきますが、
その後は20年間のメーカー保証がついてきますし、ノーメンテナンスで済むというのが特徴です。
新築から30年目までのトータルコストで比較すると、塗装(+葺き替え)が約280万円に対して
カバー工法が約140万円ですので、半額で済んでしまいます。

 

カバー工法を選択する人は、30年という長期的な視点でコストを見ているということになりますね。

 

ただし、これは最低30年はその家に済むということが前提ですので、そうでない場合は塗装の方がお得になることもあります。
また、カバー工法をするにしても、タイミングによっては家の躯体が劣化しており、
躯体工事からやり直す必要が生じますと費用が跳ね上がりますので、上記に当てはまらない場合もあります。

 

 

要はタイミング次第です。

 

 

では最後に…
社内パネリストは「塗装」と「カバー工法」のどちらを選択するのか?というアンケートに対する結果発表をお届けいたします。
21人のパネリストが回答してくれました。

 

 

 

 

結果はコチラ!!

 

 

 

 

アンケート結果

なんと、塗装を選択したのが21人中10人(47.6%)、カバー工法を選択したのが11人(52.4%)と僅差でカバー工法が勝りました!

 

【塗装-選択者の主な理由】

・30年というタームで見れば確かにお得だが、30年は長過ぎるしどうなっているかわからない

・やっぱり出来るだけ出費を抑えたい

 

【カバー工法-選択者の主な理由】

・断熱遮熱効果で今よりも快適な暮らしになるのが良い

・確かに出費は痛いが、払えるうちに(働けるうちに)払っておきたい

 

双方いろんな意見があります。

 

太陽光発電を考えるのであれば、ランニングコストを踏まえるとカバー工法の方がさらにお得になりますが、
どちらが正しいということではなく、先のことも考えてから決めた方が良いというのが、私個人の見解です。

 

 

 

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(記:田中圭亮)

 

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