【実録シリーズ】太陽光発電 施工現場であった悲劇
想い起こせばもう6-7年前の話になるでしょうか。
まだ現在の会社が設立して間もない時期。
私はまだ前職で働きながら土日だけ、手伝いにくる、そんな生活を送っていました。
今でこそ、50名近い社員が在籍しており、
なんとなく会社っぽい感じがしていますが、
当時は社員4名ほど。
太陽光の設置工事をするにも手が足りていない、そんな状況でした。
その日は工事2日目、架台を屋根に設置し終わり
パネルを屋根に上げる際の人手が足りないということで、
その手伝いに現場に行く予定だったと記憶しています。
当時川崎市に住んでいた私は、当時事務所があった東京の小金井市まで
電車を乗り継ぎ7時に出社。
そこから車に乗せてもらい練馬の現場に着いたのは8時過ぎでした。
そこから簡単に準備をして、いざパネルを屋根に運ぶことになりました。
その施工現場は施主様の家から、梯子をかけるスペースが無く、
当時隣が空き家であったため、事前に隣家の了解をとり、
その空き家の庭から梯子をかけて、パネルを屋根に載せる算段でした。
私の最初の仕事は、道路におろしたパネルを
空き家の門を通り、庭を横切って梯子の下まで持ってくことでした。
「手伝いに来た以上、少なくとも役に立ちたい。」
「来てもらって良かったと思われたい。」
この心理は理解して頂けるかなと思います。
まさに当時の私もそうで、軍手をはめて気合を入れました。
いざ出陣!
1枚目のパネルを掴んで、
まず空き家の門を通過、門を右手に曲りそのまま空き家の軒先を進んで
まっすぐ行けば梯子がかかっている場所です。
その距離5mくらいでしょうか。
空き家なので結構草木は生えています。
門を入ってすぐは家と塀はさまれた狭い道が3mくら続きます。
パネルを落とさないよう慎重にと足元を気を付けながら進みます。
そろそろ3mくら進みようやく少し広い庭に出れそうだと
ちょっと緊張も緩みかけました。
その時です。
何かに囲まれた感じがしました。
そして次の瞬間、顔や手にチクッとした痛みが走りました。
正直何が起きているのか全く理解できなかったのですが
「早く逃げろ!!!」
と言う声がかかり、
とっさにパネルをそこに置き
壁を乗り越え道路までたどり着きました。
道路にたどり着き我に返った私は自分の状況を認識できました。
顔と手、10か所以上
に刺されていました。
今までに蜂に刺されたことがない私はかなりパニックになっていたと思います。
その様子を見ていたお客様が心配してくれて、病院まで車に乗せて連れて行ってくれました。
(本当にありがとうございます。)
幸いなことに特にショック症状もでず無事ではあったのですが、
「今日は大丈夫だから帰っていいよ」
という優しいお言葉もらい帰りの電車を乗り継ぎトボトボと帰ることに。
助っ人のはずが全く戦力にならず。
現場にいたのは正味30分。。。
蜂コワイですから、本当に気を付けてくださいね。。。
最後まで読んで頂いた方、すみません。
次回はもっと有意義な情報を提供できるように頑張ります。
(記:岡田健吾)
https://eneleaks.com/?p=9812https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1478848427/pixta_16368879_M_qhrsym/pixta_16368879_M_qhrsym.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1478848427/pixta_16368879_M_qhrsym/pixta_16368879_M_qhrsym.jpg?_i=AA保守実録シリーズ連載simplelay想い起こせばもう6-7年前の話になるでしょうか。 まだ現在の会社が設立して間もない時期。 私はまだ前職で働きながら土日だけ、手伝いにくる、そんな生活を送っていました。 今でこそ、50名近い社員が在籍しており、 なんとなく会社っぽい感じがしていますが、 当時は社員4名ほど。 太陽光の設置工事をするにも手が足りていない、そんな状況でした。 その日は工事2日目、架台を屋根に設置し終わり パネルを屋根に上げる際の人手が足りないということで、 その手伝いに現場に行く予定だったと記憶しています。 当時川崎市に住んでいた私は、当時事務所があった東京の小金井市まで 電車を乗り継ぎ7時に出社。 そこから車に乗せてもらい練馬の現場に着いたのは8時過ぎでした。 そこから簡単に準備をして、いざパネルを屋根に運ぶことになりました。 その施工現場は施主様の家から、梯子をかけるスペースが無く、 当時隣が空き家であったため、事前に隣家の了解をとり、 その空き家の庭から梯子をかけて、パネルを屋根に載せる算段でした。 私の最初の仕事は、道路におろしたパネルを 空き家の門を通り、庭を横切って梯子の下まで持ってくことでした。 「手伝いに来た以上、少なくとも役に立ちたい。」 「来てもらって良かったと思われたい。」 この心理は理解して頂けるかなと思います。 まさに当時の私もそうで、軍手をはめて気合を入れました。 いざ出陣! 1枚目のパネルを掴んで、 まず空き家の門を通過、門を右手に曲りそのまま空き家の軒先を進んで まっすぐ行けば梯子がかかっている場所です。 その距離5mくらいでしょうか。 空き家なので結構草木は生えています。 門を入ってすぐは家と塀はさまれた狭い道が3mくら続きます。 パネルを落とさないよう慎重にと足元を気を付けながら進みます。 そろそろ3mくら進みようやく少し広い庭に出れそうだと ちょっと緊張も緩みかけました。 その時です。 何かに囲まれた感じがしました。 そして次の瞬間、顔や手にチクッとした痛みが走りました。 正直何が起きているのか全く理解できなかったのですが 「早く逃げろ!!!」 と言う声がかかり、 とっさにパネルをそこに置き 壁を乗り越え道路までたどり着きました。 道路にたどり着き我に返った私は自分の状況を認識できました。 顔と手、10か所以上 蜂 に刺されていました。 今までに蜂に刺されたことがない私はかなりパニックになっていたと思います。 その様子を見ていたお客様が心配してくれて、病院まで車に乗せて連れて行ってくれました。 (本当にありがとうございます。) 幸いなことに特にショック症状もでず無事ではあったのですが、 「今日は大丈夫だから帰っていいよ」 という優しいお言葉もらい帰りの電車を乗り継ぎトボトボと帰ることに。 助っ人のはずが全く戦力にならず。 現場にいたのは正味30分。。。 蜂コワイですから、本当に気を付けてくださいね。。。 最後まで読んで頂いた方、すみません。 次回はもっと有意義な情報を提供できるように頑張ります。 (記:岡田健吾) altenergy suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)