今回のテーマですが、1997年から日本テレビ系列で放映されていた人気料理番組「どっちの料理ショー」になぞらえて、
屋根リフォームの「塗装」と「カバー工法」について比較してみようという企画です。

この番組、台湾の日本のテレビ専門チャンネル「緯來日本台」でも放送されており、『料理東西軍』と呼称されているそうです。
30代以上の方なら一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。


ちなみに「どっちの料理ショー」では、司会である関口宏と三宅裕司との2班に分かれ、
毎回、似通っているが故に選択に迷う料理(例えば広島お好み焼きvs大阪お好み焼き)を、贅をつくした素材で用意し、
最終的にどちらの料理にするかをパネリストに選択してもらうという内容です。

 

ただ比較するだけでは面白くないので、弊社社員をパネリストに見立て、
どっちが良いかを選んで貰おうと思っておりますので楽しみにしていて下さい。
さてさて、屋根のリフォームは、戸建にお住いの方なら必ず直面します。
「何がオススメなの?」「いつやればいいの?」「いくらぐらいするの?」
色々な疑問が出てくると思います。

 

まず、「カバー工法って何?」と思われる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんので、簡単にご紹介いたします。
一言でいうと、今の屋根をそのまま残したまま、新しい屋根材を上から被せる(カバーする)という工法のことです。

 

当然メリット・デメリットが存在しますし、
本サイトではメリットだけを紹介することが目的ではありませんのでデメリットについても包み隠さずお話しいたします。

 

 

まずメリットについて。

・今の屋根をそのまま残すために廃材処理費用がかからない

・そのため住みながらであっても工事が出来てしまう(しかも工期も短い)

・抜群の耐候性と耐食性を誇り、遮音性にも優れている

・一度設置してしまえば20年以上ノーメンテナンスで済んでしまう

・アスベスト入りのスレート屋根の場合、アスベストを飛散させることなく屋根リフォームが出来る
→これは見方を変えれば問題の先延ばしという側面も併せ持つ

・大幅なイメージチェンジが出来るので新築のような外観になる

・長期的に見ると費用を抑えられる→長期的にというのがポイントですね

 

と言ったところでしょうか。
それではデメリットは?というと思いつく限り挙げてみます。

 

・カバー工法でリフォーム可能な屋根が限定されてしまう(凹凸のある瓦屋根などは不可)
→金属屋根で葺き替える場合は別

・重量が約5kg/㎡重くなるため、耐震性が悪くなる→瓦屋根(50kg/㎡)からの葺き替えだと1/10になるが

・イニシャルコストが塗装と比較して割高になる

・屋根勾配が3.5寸以上でないと嵩上げが必要となり、費用が上がる

・屋根の状態によっては屋根材を剥がしてコンパネで下地を補強したり、追加費用がかかる

・しっかりと工事しないとカバー工法なのに雨漏りの原因となる。その場合、漏水箇所の特定が極めて困難になるため、火災保険が利かない場合がある。

・下地や躯体が劣化してきた際に、葺き替えが必要となった場合は、撤去費用などが余計にかかってくる

・太陽光発電を設置できなくなる→穴をあけるため屋根材の長期保証がなくなる。穴をあけない「シンプル・レイ」工法であれば保証が出る(ちょっと宣伝です)

 

 

デメリットの多くが費用に関することですね。

 

 

じゃあ、いったいいくらかかるの?という次の疑問にお答えしたいのですが、
当編集長より「読み手のことを考え(本当はネタが尽きないようにというリークをしてみる)1,000文字程度にしてくれ!」
というお裁きが下りました関係で、はやる気持ちを抑えつつ、次回に持ち越したいと思います。
(ここまでで1,500文字使ってますが…)

 

 

次回予告!

 

①塗装したらいくらかかるのか?塗装するなら何が良いのか?

②カバー工法ならいくらかかるのか?どのタイミングならどっちがお得なのか?

③社内パネリスト判定!結局どっちを選ぶのか?

 

までご紹介出来ればと思います。

 

続く

 

(記:田中圭亮)

 

 

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