No. 14 企業がPPAをやらない理由
https://eneleaks.com/?p=30282https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1555291956/No14_1_deb2og/No14_1_deb2og.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1555291956/No14_1_deb2og/No14_1_deb2og.jpg?_i=AA法人自家消費 なぜ企業が自家消費型太陽光発電システムを導入出来ないのか?ということは、以前お伝えしたとおりですが、簡単におさらいしておきますと大きく2つの理由がありました。 1つ目はそもそもの設置可否の問題、そして2つ目がお金の問題でした。 1つ目の理由については、致し方ない部分も多いと思います。しかしながら2つ目の問題については解決できる手段があります。それが無償設置型やPPA(電力購入契約)と呼ばれている事業モデルです。ところが、再生可能エネルギーの普及はもはや世界規模での至上命題であるにも関わらず、例え無料であったとしても「やらない」という結論を下す企業も残念ながら存在します。 今回は、どうして「やらない」という判断をするのかということをご紹介していこうと思います。 主な理由は下記の3つです。 事業モデル自体が大丈夫なのかがわからない 20年という契約期間が長い 電力を大量に消費するので、太陽光発電だけでは全く効果が見込めない 1. 事業モデル自体が不安 PPAモデルは海外で先行してきたモデルではありますが、日本においては現在京セラを始め、大和ハウスやウエストホールディングスといった企業だけでなく、中部電力や関西電力のような電力会社も提唱している事業モデルだったりします。 ところが日々のニュース記事を見てみても一向にPPAによる「成約」や「稼動」と言った言葉は出てきません。ある情報筋によると、花火を打ち上げたはいいが契約書や約款の制約条件で躓いているケースや、魅力的な提案が出来ないケースなど、様々なケースがあるようです。 設置企業ってどんな企業?って思った時に事例が少ないということが、導入意思決定を阻害しているということがあります。 日々の提案の中で、PPAを提案する企業も徐々に増えてきていると感じています。実はモデルとしては既に完成しているため、このモデルにおいては双方にとってメリットを出せるかは①システム原価を抑えることができること、かつ②資金調達力があること、が鍵となります。 我々も小さな会社でありながら、30件程度と着実に実績は伸ばしているものの、目標としている10,000件にはまだまだという感じです。導入頂いた企業へのインタビューも予定していますので、それについては別の機会にご紹介いたします。 altenergy suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)