『地域の特性を活かしたエネルギーの地産地消促進事業費補助金』に物申す!
- 国・地方興行団体が公共団体・企業・私人などに交付する金銭
https://eneleaks.com/?p=30012https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1543804973/01_ukihug/01_ukihug.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1543804973/01_ukihug/01_ukihug.jpg?_i=AA個人発電costdown 皆さんは補助金を利用されたことはありますか? 購入や利用を検討しているモノやサービスに対して補助金が出たとしたら単純に嬉しいですよね。 とてもお得感がありますし、迷っていた方の背中を後押しする要因となりそうです。 そもそも補助金の目的とはどう定義されているのでしょう? 大辞林第三版では下記のように定義つけられています。 【補助金】 不足を補うために出す金銭 特定産業の育成や特定施策の奨励など、一定の行政目標を達成するために、国・地方興行団体が公共団体・企業・私人などに交付する金銭 つまり、行政目標ありきで、その達成のために予算化され交付されるものです。 世の中や生活のサポートになるような商品・サービスでも需給の関係で当初は価格が高い、というのは当たり前のことですが、 そうした現実を踏まえ補助金等によって官民で市場を発展させ、普及を図る、という意味では非常に効果的な政策だと思います。 実は、太陽光を含めた再エネルギー関連産業も同様に、補助金によって大きく発展してきた業界と言えます。 初めて太陽光に対して補助金制度が設定されたのは1994年ですが、当時の住宅用太陽光発電の設置費用は191.8万円/kWとなっており、 そのうち90万円/kWを補助金が賄ったとされています(経済産業省資料より)。 なるほど。。。補助金がなければなかなか手出し出来るような金額ではなかったようです。 その結果、1994年に2,000kWであった住宅向け総設置容量が6年後(1999年)には11万2,000kWと世界に先駆けて太陽光市場が発展したのだと思います。 現在ではそれこそ行政の目標であった設置コストの低減と設置容量の拡大も進み、FIT制度上の買取単価もどんどん縮小している最中です。 「売電」という意味では太陽光発電に対する役割も終えつつあるのだと思います。 altenergy suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)