真剣に考えると、非常に高いハードルだとわかります。特にグループが巨大で企業活動が多岐に渡る会社にとっては、すさまじく作業量が多い活動になります。

こうした大変な活動に参加を表明し、登録されているのは2018年4月29日現在、131の企業となっています。

Apple、Facebook、Microsoft、Walmart、P&G、Johnson&Johnson、Nike、Google、GM、Starbucks、HP、泣く子も黙る国際的な大企業たちが並んでいますね。

彼らは既に強者だと思いますが、彼らが多大な労力をかけてまで、RE100に参加するのは何のためなのでしょうか?いい格好しいのためだけでしょうか?

 

いえいえ、そんなことはありません。

RE100はあちこちで明確にうたっています。

「再生エネルギーは“賢い”判断であり、エネルギーコストの管理がより容易になり、企業の競争力強化に繋がりますし、同時にそれは温暖化ガス削減という目標達成へ繋がります」

もちろん、地球環境を持続させようとする志の高さを疑う必要はありませんが、同時に、自社のビジネスの競争優位性を増し、事業を強固にするために、“本気で”活動を開始しているのです。

事実、もはや太陽光発電コストは、火力発電等伝統的な発電方式を大きく下回ってきています。

また、同時に参加企業(この活動)は、政策立案者や投資家へ、温暖化ガス0社会実現へ強力なサインを送ります、とも言っています。

この活動に参加しない企業を応援していいのですか?という強烈な問いかけです。投資すべき優良企業の形を変えようとしているのです。

ESG投資に舵を切るファンドや金融機関が増えてくるのも当然かもしれません。

 

次回は、RE100企業の具体的な活動を見てみたいと思います。

 

(記:齋藤 康広)

 

 

再生可能エネルギーの観点から見たバイオマスとは?

ESS(エネルギー貯蔵システム)の幕開け

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