「オフグリッド生活の楽しみ」

~電力会社から離れた生活~

『普段の生活を維持したまま、オフグリッド生活が可能?

皆、信じてないでしょう? でもできるのです。そこまで技術は進んでいる。

あとはどう生活に取り込むか、そこを考えるのが実に楽しい。』

現代生活における重要なインフラの一つを自給する生活を送ること、

それをほぼリアルタイムかつ本人の言葉で伝えること。

この生活を志した動機、そしてこの生活の中で生じていく心の変化、

技術的な未成熟部分、そしてその改善方法。

これらのことを包み隠さずに知ってもらえるということの価値を

「オフグリッド生活の楽しみ」を通じて伝えて行きます。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


先日、NHKの朝の番組で珍しく原発の話をやっていた。

3月11日が近かったことと、一部のキャスターが代わるとの噂から今のうちに国会中継前の短い45分の間に

やらせてしまおうということだったのかも知れない。

もっと長くやってほしかったが。

 

今や原発の話題は、「安全」かどうかではなく、

続けるかどうか、いつまでか、という「経済」の話になっているようだ。

太陽光発電など新しい発電を導入しすぎると、

使われていない原発が有効活用できずに資産的にもったいない、というコメンテーターがいた。

事故は100%自分には降りかからないと、その人は信じているようで、(海外在住の方なのでしょうか)

かつ福島県民数万人の避難生活に想いをいたすこともなく、

今後その賠償にどれだけかかるか、廃炉と除染、核廃棄物処理にいったいいくらかかるのか、

長期的スパンの経済を考えず電力会社のここ2~3年の黒字化のみしか考えていないようであった。

電力会社からコンサルティング料をもらっているに違いなく、

電力経営者の頭の中がすっかり見えた気がする。

一方、NHKは偏っている、お陰で、原発反対の宣伝が増えて困るという賛成派の声も紹介されていた。

 

番組中の取材では、再稼働をめざしている柏崎刈羽原発で、東京電力の称する「安全対策」を紹介していたが、

すべて、事故が起こることを前提にした対策になっていた。

少しの事故も起きないように努力する「安全」は既に過去のこととして放棄されているようにしか見えない。

防潮堤を高くして、津波対策をしているといっているが、

非常用電源が津波にやられて冷却ができなくなった福島原発の原因の一端を取り除くだけのもので、

強い地震の揺れで配管が破損し、冷却水が漏れるLOCA( 冷却材喪失事故)に対応しているわけではない。

また、非常用電源車を何台も映していたが、接続が有効なのは低圧時であり、圧力容器が破損した後である。

冷却水が漏れてむき出しになった時点で核燃料のメルトダウンがどこまで抑えられるか不明である。

 

 

 

 

 

 

 

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