【2019年問題】余剰電力活用のエコキュートで、電気代はどれくらいお得に?
「でも、まだ工夫すれば売電を狙うメリットはあるのでは?」
今までの太陽光発電の常識からすれば、そう考えるのは当然です。
しかし、世界のトレンドは明らかに売電から自家消費へと移っています。
アメリカでは、余剰電力を翌月に繰り越せるネットメータリング制度を
各州が導入して太陽光発電の普及を支えてきましたが、
制度を廃止する州も出てきているほどです。
象徴的なのが、全米普及率1位のハワイ州。
2015年10月にネットメータリング制度が廃止され、
発電量が落ちる17時から22時に電気料金の単価をもっとも高くしました。
その結果、自家消費利用に大きく移行しています。
太陽光発電の先進国である日本も、遠からず同じ状況になることが予測できます。
少なくとも、買取価格は下がることはあっても、上がる可能性はほとんどありません。
そうした意味も含め、「直接収入を得る」ことから
「コストダウンによる間接的な収入を増やす」ことに
シフトしていくべきではないでしょうか。
(記:高橋秀和)
https://eneleaks.com/?p=24232https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1508219137/087351_ysdin3/087351_ysdin3.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1508219137/087351_ysdin3/087351_ysdin3.jpg?_i=AA節電蓄電simplelay 「でも、まだ工夫すれば売電を狙うメリットはあるのでは?」 今までの太陽光発電の常識からすれば、そう考えるのは当然です。 しかし、世界のトレンドは明らかに売電から自家消費へと移っています。 アメリカでは、余剰電力を翌月に繰り越せるネットメータリング制度を 各州が導入して太陽光発電の普及を支えてきましたが、 制度を廃止する州も出てきているほどです。 象徴的なのが、全米普及率1位のハワイ州。 2015年10月にネットメータリング制度が廃止され、 発電量が落ちる17時から22時に電気料金の単価をもっとも高くしました。 その結果、自家消費利用に大きく移行しています。 太陽光発電の先進国である日本も、遠からず同じ状況になることが予測できます。 少なくとも、買取価格は下がることはあっても、上がる可能性はほとんどありません。 そうした意味も含め、「直接収入を得る」ことから 「コストダウンによる間接的な収入を増やす」ことに シフトしていくべきではないでしょうか。 (記:高橋秀和) altenergy suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)