「過積載」や「スーパー過積載」という言葉が毎日のように社内で飛び交っています。

つい最近まで、産業用太陽光発電はバブルと言われていました。
売電単価が高く、パワコン容量と同程度のパネルを設置すれば5~6年もあれば簡単に投資回収ができました。
残りの14~5年は、ぼろもうけです。
しかし売電価格が24円/kwhまで下がった今、同じようなシステムでは経済的メリットを出すことはなかなか難しくなってきています。
そんな中、色々な事を考える人が出てくる様で…悪い条件の中、少しでも売電量を増やそうと競い合うように流行り始めたのが「過積載」という設置方法。
元々あった考え方ですが、過積載率はどんどん増えています。コレ考えた人、ホント頭いいと思います!

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「過積載」は簡単に言うとパワコンの容量以上にパネル容量を増やし「朝・晩・曇り」など、発電条件が悪い時の発電量の底上げをしてしまおうというシステム。

太陽光発電はパワコンの容量より多くの電気を電力会社に流す事ができないので、
逆に天気が良く、発電に恵まれた時は、パワコン容量を超えた電力はカットされてしまいます。いわゆるピークカットです。
ピークカットされた電力より、朝晩等に底上げされた電力が多ければ、それが「過積載」のメリットとなります。
今はここまでしないと太陽光発電で有効な投資回収はできないんです。
※ちなみに、このカットされた電力を蓄電池に貯め込むという新しい考え方も出てきています。

余談ですが、この「過積載」、パネルをなるべく多く載せた方が得と考える方もいるようですが、
パネル枚数が増えるだけ投資金額も増えていくので、一概にそうとは言えません。
どの枚数が一番適正なのか、シミュレーションをしてみると良いでしょう。

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1478840848/589e77d4ea0367ef7486169d62e873c7_m_yerwm8_diiib7/589e77d4ea0367ef7486169d62e873c7_m_yerwm8_diiib7.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1478840848/589e77d4ea0367ef7486169d62e873c7_m_yerwm8_diiib7/589e77d4ea0367ef7486169d62e873c7_m_yerwm8_diiib7.jpg?_i=AAaltenergy発電costdown「過積載」や「スーパー過積載」という言葉が毎日のように社内で飛び交っています。 つい最近まで、産業用太陽光発電はバブルと言われていました。 売電単価が高く、パワコン容量と同程度のパネルを設置すれば5~6年もあれば簡単に投資回収ができました。 残りの14~5年は、ぼろもうけです。 しかし売電価格が24円/kwhまで下がった今、同じようなシステムでは経済的メリットを出すことはなかなか難しくなってきています。 そんな中、色々な事を考える人が出てくる様で…悪い条件の中、少しでも売電量を増やそうと競い合うように流行り始めたのが「過積載」という設置方法。 元々あった考え方ですが、過積載率はどんどん増えています。コレ考えた人、ホント頭いいと思います! 「過積載」は簡単に言うとパワコンの容量以上にパネル容量を増やし「朝・晩・曇り」など、発電条件が悪い時の発電量の底上げをしてしまおうというシステム。 太陽光発電はパワコンの容量より多くの電気を電力会社に流す事ができないので、 逆に天気が良く、発電に恵まれた時は、パワコン容量を超えた電力はカットされてしまいます。いわゆるピークカットです。 ピークカットされた電力より、朝晩等に底上げされた電力が多ければ、それが「過積載」のメリットとなります。 今はここまでしないと太陽光発電で有効な投資回収はできないんです。 ※ちなみに、このカットされた電力を蓄電池に貯め込むという新しい考え方も出てきています。 余談ですが、この「過積載」、パネルをなるべく多く載せた方が得と考える方もいるようですが、 パネル枚数が増えるだけ投資金額も増えていくので、一概にそうとは言えません。 どの枚数が一番適正なのか、シミュレーションをしてみると良いでしょう。-再生可能エネルギーの総合情報サイト-