ここで2019年6月現在の低圧(電灯)の販売量ランキングを見てみましょう。
参照:新電力ネット(https://pps-net.org/ppscompany?ppskey=pps184)低圧・電灯 販売量ランキング(2019年6月現在)
高圧マーケットに見る弱肉強食の世界
低圧マーケットよりもずっと前に自由化が始まった高圧マーケットでは、現在大手電力による猛攻(値下げ合戦)が起こっています。
「苦労して契約を取ってもすぐにその内容を上回る単価でひっくり返される。」
「大口の案件は大手が見張っているので、低圧とか高圧でも100kW以下の案件を狙うようにしている。」
そんな新電力の担当者の悲痛な声を幾度となく聞いてきました。
最近、新電力のTV CMを見る機会が増えていますが、他社との差異化を図れているかというと、電気に色がない以上、結局はガスや他のサービスとの合せ技であったり、低価格を謳うしかないのが実情ではないでしょうか。残念ながら、それで成功できるのは体力のあるほんの一部の新電力に限定されるでしょう。
最後の最後は、資本力のある企業が勝つのだと思います。
大手電力の巻き返しに対して、ほとんどの新電力は指を加えて傍観することしか出来ない状態なのだと思います。生き残りを懸けて大手電力の取次店(代理店)を始めた新電力も少なくありません。
大手電力に対抗できる新電力が台頭してくるという経産省の思惑は、結局のところ幻想でしかないのかもしれません。
次回は『内外無差別性の確保』についてご紹介いたします。
記:田中 圭亮
https://eneleaks.com/?p=30932https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1574828680/kamikudakikouri2_mige5c/kamikudakikouri2_mige5c.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1574828680/kamikudakikouri2_mige5c/kamikudakikouri2_mige5c.jpg?_i=AAaltenergy個人噛み砕きシリーズ法人連載ここで2019年6月現在の低圧(電灯)の販売量ランキングを見てみましょう。
参照:新電力ネット(https://pps-net.org/ppscompany?ppskey=pps184)低圧・電灯 販売量ランキング(2019年6月現在)
高圧マーケットに見る弱肉強食の世界
低圧マーケットよりもずっと前に自由化が始まった高圧マーケットでは、現在大手電力による猛攻(値下げ合戦)が起こっています。
「苦労して契約を取ってもすぐにその内容を上回る単価でひっくり返される。」「大口の案件は大手が見張っているので、低圧とか高圧でも100kW以下の案件を狙うようにしている。」
そんな新電力の担当者の悲痛な声を幾度となく聞いてきました。
最近、新電力のTV CMを見る機会が増えていますが、他社との差異化を図れているかというと、電気に色がない以上、結局はガスや他のサービスとの合せ技であったり、低価格を謳うしかないのが実情ではないでしょうか。残念ながら、それで成功できるのは体力のあるほんの一部の新電力に限定されるでしょう。
最後の最後は、資本力のある企業が勝つのだと思います。大手電力の巻き返しに対して、ほとんどの新電力は指を加えて傍観することしか出来ない状態なのだと思います。生き残りを懸けて大手電力の取次店(代理店)を始めた新電力も少なくありません。
大手電力に対抗できる新電力が台頭してくるという経産省の思惑は、結局のところ幻想でしかないのかもしれません。
次回は『内外無差別性の確保』についてご紹介いたします。
記:田中 圭亮altenergy
suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)