「オフグリッド生活の楽しみ」

~電力会社から離れた生活~

『普段の生活を維持したまま、オフグリッド生活が可能?

皆、信じてないでしょう? でもできるのです。そこまで技術は進んでいる。

あとはどう生活に取り込むか、そこを考えるのが実に楽しい。』

現代生活における重要なインフラの一つを自給する生活を送ること、

それをほぼリアルタイムかつ本人の言葉で伝えること。

この生活を志した動機、そしてこの生活の中で生じていく心の変化、

技術的な未成熟部分、そしてその改善方法。

これらのことを包み隠さずに知ってもらえるということの価値を

「オフグリッド生活の楽しみ」を通じて伝えて行きます。

 

 


 

 


 

これは、我が家のある1日の発電状況を示すグラフだ。

太陽光発電開始の棒グラフが始まるのは朝、太陽が昇り始めた6時頃。

ピークの10時ころまで一直線で上昇する。

その後は少しずつ下がり、ゼロになるのが午後1時30頃である。

これは蓄電池が一杯になってあふれていることを示している。今日で7日間、この様な形の発電形態を示している。

我が家は売電していないので、電池が一杯になると、太陽エネルギーは使われずに発電していても空振り状態になっている。

この部分が売電できると、多少の収入にはなるのだが。

 

 さて、晴れてさえいれば、3月から11月までの9か月は完全オフグリッドの日が結構あることが分かってきた。

天気予報では今後1週間は晴れが続くとのことなので我が家のオフグリッドの連続記録更新は間違いない。

なにせ昨年は夏後半から雨が多く、降り続いた際には商用電源に頼らざるを得なかった。

1日の電力消費量は2世帯なので暖かくなった昨今で1日約10kWh程度、冬の寒い時期は15kWhに達している。

電池の容量が12kWhなので、雨天や本曇り状態で発電しないと、1日分しか持たない勘定だ。

ちなみに計測を始めた昨年の8月7日から3月31日までの237日で発電量の平均は一日あたり10.85kWhであった。

最大発電日は18.85kWhあった。さらに13kWhを超えた日数は96日あった。

また、8月から3月までの1日中オフグリッドだった日の総数は75日ほどであり、

13kWh以上発電するとほぼオフグリッドで夜間も過ごせていることが分かる。

しかし12月に入ってから2月末までは完全オフグリッドの日は1日しかなかった。真冬は発電量、蓄電量共に少ない。

これは日照量が少ないと同時に寒さで性能低下が起きているのも大きな理由だが、

なんといっても、夜間のエアコンによる暖房とテレビ視聴が増えるために電力消費が増えるせいである。

3月になって暖かくなって暖房が減り、完全オフグリッドの日が11日あったのでこれからの季節、大いに期待しているところだ。

 

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1522987712/sakura_ono_xarf9q/sakura_ono_xarf9q.png?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1522987712/sakura_ono_xarf9q/sakura_ono_xarf9q.png?_i=AAaltenergyオフグリット生活個人蓄電連載offgridhouse    「オフグリッド生活の楽しみ」 ~電力会社から離れた生活~ 『普段の生活を維持したまま、オフグリッド生活が可能? 皆、信じてないでしょう? でもできるのです。そこまで技術は進んでいる。 あとはどう生活に取り込むか、そこを考えるのが実に楽しい。』 現代生活における重要なインフラの一つを自給する生活を送ること、 それをほぼリアルタイムかつ本人の言葉で伝えること。 この生活を志した動機、そしてこの生活の中で生じていく心の変化、 技術的な未成熟部分、そしてその改善方法。 これらのことを包み隠さずに知ってもらえるということの価値を 「オフグリッド生活の楽しみ」を通じて伝えて行きます。           これは、我が家のある1日の発電状況を示すグラフだ。 太陽光発電開始の棒グラフが始まるのは朝、太陽が昇り始めた6時頃。 ピークの10時ころまで一直線で上昇する。 その後は少しずつ下がり、ゼロになるのが午後1時30頃である。 これは蓄電池が一杯になってあふれていることを示している。今日で7日間、この様な形の発電形態を示している。 我が家は売電していないので、電池が一杯になると、太陽エネルギーは使われずに発電していても空振り状態になっている。 この部分が売電できると、多少の収入にはなるのだが。    さて、晴れてさえいれば、3月から11月までの9か月は完全オフグリッドの日が結構あることが分かってきた。 天気予報では今後1週間は晴れが続くとのことなので我が家のオフグリッドの連続記録更新は間違いない。 なにせ昨年は夏後半から雨が多く、降り続いた際には商用電源に頼らざるを得なかった。 1日の電力消費量は2世帯なので暖かくなった昨今で1日約10kWh程度、冬の寒い時期は15kWhに達している。 電池の容量が12kWhなので、雨天や本曇り状態で発電しないと、1日分しか持たない勘定だ。 ちなみに計測を始めた昨年の8月7日から3月31日までの237日で発電量の平均は一日あたり10.85kWhであった。 最大発電日は18.85kWhあった。さらに13kWhを超えた日数は96日あった。 また、8月から3月までの1日中オフグリッドだった日の総数は75日ほどであり、 13kWh以上発電するとほぼオフグリッドで夜間も過ごせていることが分かる。 しかし12月に入ってから2月末までは完全オフグリッドの日は1日しかなかった。真冬は発電量、蓄電量共に少ない。 これは日照量が少ないと同時に寒さで性能低下が起きているのも大きな理由だが、 なんといっても、夜間のエアコンによる暖房とテレビ視聴が増えるために電力消費が増えるせいである。 3月になって暖かくなって暖房が減り、完全オフグリッドの日が11日あったのでこれからの季節、大いに期待しているところだ。  -再生可能エネルギーの総合情報サイト-