tenbin

 

最近よく目にする出来事のひとつに、いわゆる「過積載」に関連する事例をご紹介したく思います。

これは弊社に限らず、FITによる売電単価が40円とか36円の場合によく見られる傾向のようなものです。

 

過積載をする傾向が高まってきたのはここ1~2年の話ですが、FITが始まった2012年頃は、太陽電池モジュール出力(以下、PV出力)と

パワーコンディショナ出力(以下、PCS出力)を出来るだけ揃えていました。

 

例えば、こんなケースです。

 

①PV出力50kWに対してPCS出力49.5kW

②PV出力49.5kWに対してPCS出力49.5kW

③PV出力49.5kWに対してPCS出力50kW

 

これはPVによる発電量を極力無駄にしない、という考えのもとに組まれている場合がほとんどです。

なぜならPV出力50kWということは、1時間あたり最大50kWh発電するということになりますので、PCS出力が50kWなければ

ピークカットされてしまうということが起こりうるからです。

 

今にして考えれば、そもそも50kWh発電することは年間を通してみても稀であること、

ピークカットされたとしてもたかが知れている、だいたい発電量はPV出力の70%ぐらいになるので

むしろPV出力を70kWぐらいにした方が効率(設備利用率)は高くなる、ということがわかります。

 

pvpcfgraf

 

しかしながら、そこまで理論立てて考えず(というよりもそれまで経験がなかったことが大きいのでしょうが)、

上記③のようなケースを目にする機会が増えてきました。

 

要はPV出力で設備認定を取得しているため、一見過積載出来ないというケースです。

 

こういう場合はどうすれば良いのでしょうか?

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1497855857/tenbin_jifgsj/tenbin_jifgsj.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1497855857/tenbin_jifgsj/tenbin_jifgsj.jpg?_i=AAaltenergy発電costdown    最近よく目にする出来事のひとつに、いわゆる「過積載」に関連する事例をご紹介したく思います。 これは弊社に限らず、FITによる売電単価が40円とか36円の場合によく見られる傾向のようなものです。   過積載をする傾向が高まってきたのはここ1~2年の話ですが、FITが始まった2012年頃は、太陽電池モジュール出力(以下、PV出力)と パワーコンディショナ出力(以下、PCS出力)を出来るだけ揃えていました。   例えば、こんなケースです。   ①PV出力50kWに対してPCS出力49.5kW ②PV出力49.5kWに対してPCS出力49.5kW ③PV出力49.5kWに対してPCS出力50kW   これはPVによる発電量を極力無駄にしない、という考えのもとに組まれている場合がほとんどです。 なぜならPV出力50kWということは、1時間あたり最大50kWh発電するということになりますので、PCS出力が50kWなければ ピークカットされてしまうということが起こりうるからです。   今にして考えれば、そもそも50kWh発電することは年間を通してみても稀であること、 ピークカットされたとしてもたかが知れている、だいたい発電量はPV出力の70%ぐらいになるので むしろPV出力を70kWぐらいにした方が効率(設備利用率)は高くなる、ということがわかります。     しかしながら、そこまで理論立てて考えず(というよりもそれまで経験がなかったことが大きいのでしょうが)、 上記③のようなケースを目にする機会が増えてきました。   要はPV出力で設備認定を取得しているため、一見過積載出来ないというケースです。   こういう場合はどうすれば良いのでしょうか?-再生可能エネルギーの総合情報サイト-