社会人になったら、やろうと思っていたことが
1人暮らしと車を買うこと。
1人暮らしは会社の社員寮に入ることで早々と実現出来たのですが、
車のほうはお金がなかったので、まずはお金を貯めることから始めました。

社会人3年目くらいでしょうか。
ようやくお金も貯まったので、中古自動車を購入。
今はありませんが、5年落ちくらいの3代目カローラFXを購入しました。
(時代を感じますが)
49000

ようやく欲しいものが手に入ったのですが、
そのころから仕事が急激に忙しくなり、平日は終電か徹夜。
休日も出勤が続きほぼ自分の時間がない日々を送ること半年。
ようやく時間が出来たので愛車のカローラFXに乗ろうと
エンジンをかけたところ、

 

「ん???」

 

動かない、、、

 

あまりにも長時間放っておいたので、バッテリーが上がってしまったのです。
何だがものすごく悲しい気持ちで近くのガソリンスダンドに向かったのを
今日のことのように覚えています。

そして、他の車のとつなげて、回復を試みたのですが、

「いや~、これは無理ですね、交換ですね」

の一言。

結局は交換する羽目になりました、、、

 

 

その時はバッテリーって放っておくとダメなんだなと漠然と考えていました。
今新しい蓄電池をアメリカから輸入していろいろと性能のテストをしているのですが、
新しいって何?って考えたときに、既存の蓄電池と何が違うのか、そこから紐解こう考えた時、
この想い出が浮かんだ次第です。

 

今回の私のケースに当てはめると、鉛蓄電池特有の
「サルフェーション」
という現象にあたると考えられます。

サルフェーションとは
鉛蓄電池が、長時間放置されたり、充放電を繰り返すことによって
負極板表面に結晶・硬質化し溜まっていき、電気が流れににくくなる現象です。
図解すると以下のようになります。

illustration1

この現象がすすんでいくと電池が使えなくなってしまいます。

 

今回のケースもまさに長時間放電によるサルフェーションが進行したのが原因と考えられます。

 

そう言えば、つきあいのあるリース会社の担当の方も
その会社で鉛蓄電池のリースをしているのですが、
だいたいが1年ぐらいで使えなくなるとボヤいておられました。

まさにこの現象もサルフェーションが関係しているかもしれませんね。
レンタルされたものが充電されず長時間放電されることで、この現象が進行したとも考えられます。
さらにこの問題は利用状況、放電深度とサイクル数にも関係しているかもしれません。
(※放電深度とサイクル数の関係については別途記事をあげたいと思います。)

 

つまり鉛蓄電池は放っておいたらダメなんですね。
意外でもないのかもしれませんが、常にある一定サイクルで充放電を繰り返しながら
最適な状態を保っておく必要があるという特性を持っています。
結局は、使い続けることによりサルフレーションは避けられないのですが、
長時間放っておくことにより、その寿命が一気に短くなります。
常にかまってあげないといけない、強いて言えば恋人のような存在でしょうか

 

ちなみに今アメリカから輸入してテストをしている
AquionEnergyのAspenは鉛蓄電池ではなく
水性ナトリウムイオン電池なので、サルフェーション現象は起きません。

お互い放っておいても大丈夫な熟年夫婦のような関係かもしれませんね。
(熟年離婚という言葉も最近は耳にしますが、、、)

 

ちなみに

 

Q.放っておいても大丈夫ならなんで車に搭載しないの?
という疑問が湧いてくるのではないでしょうか。

 

 

A.サイズが大きいからです
車に掲載するサイズまでダウンサイジングは難しいでしょう。

 

 

それぞれの電池に用途に合わせて向き不向きがありますので、
使い分けて行くことが大切ですね。

 

 

(記:岡田健吾)

 

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