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過去10年間でどう変わってきたのか?

「最近のパネルの変換効率ってどうなの?」
当社がお話しさせていただいている企業様からも、時々こんな質問を受けることがあります。

冒頭にご紹介させていただいたPanasonicのHITモジュールを例に見ていきたいと思います。
サイズ(面積)は変わらず(共通)、1.582m×0.812m=1.284584㎡です。

 パナソニックに関しては、2021年に太陽光パネル生産の撤退をしたため、
2018年に発売した255Wが事実上はパナソニックの最高変換効率を誇るパネルということになります。
 このように時系列で見てみると、10年間あまりでわずか2%程度しか向上していないということがわかりますね。
 逆を言えば、それだけ効率を上げていくことが簡単ではないということがわかります。

 それに対して、2022年時点でよく使われている海外メーカーのパネル変換効率を見てみます。

 概ね20~21%程度で各社横並びという状況であることがわかります。
このままのペースで行けば、シリコン系パネルが理論的限界値(29%)まで達するには30年以上かかる計算になりますし、その頃には別の材質のパネルが市場を牽引しているかもしれません。

重要なのは何kW設置できるか?ということ

 正直なところ、変換効率は「ひとつの目安(参考値)でしかない」と思っています。各社によってパネルサイズは変わりますから、屋根の形状やスペースによって設置できるパネル枚数は変わってきます。

 載せられるスペースが無限にあるのであれば、変換効率が高いパネルを使った方が設備コストは抑えられるかもしれません。
 しかしながら実際は設置できるスペースは限られていることがほとんどです。
A社の400Wパネル(変換効率20%)で1,000枚(400.00kW)載せられる屋根に対して、B社の390Wパネル(変換効率19.5%)でレイアウトしてみたら1,050枚(409.50kW)載せられた、というようなことも実際は起こり得ます。

大切なのは、「結局何kW設置できるのか」ということですね。

記:田中 圭亮

*******************************************************

最後までご覧いただきありがとうございました。
お忙しい皆様のために、回覧用としてもお使いいただけるよう、今回の記事をまとめた「ダイジェスト版」をご用意いたしました。
下記ボタンよりお進み頂きダウンロードいただけますと幸いです。
今後ともEneLeaksをご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/v1647563116/eneleaks_0318_im01_jfh1jp.jpghttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/c_crop,h_227,w_227,x_56,y_0/h_150,w_150/v1647563116/eneleaks_0318_im01_jfh1jp.jpgaltenergy今さら聞けないシリーズ技術法人発電連載変換効率,太陽光パネル,太陽光発電,発電過去10年間でどう変わってきたのか? 「最近のパネルの変換効率ってどうなの?」当社がお話しさせていただいている企業様からも、時々こんな質問を受けることがあります。 冒頭にご紹介させていただいたPanasonicのHITモジュールを例に見ていきたいと思います。サイズ(面積)は変わらず(共通)、1.582m×0.812m=1.284584㎡です。  パナソニックに関しては、2021年に太陽光パネル生産の撤退をしたため、2018年に発売した255Wが事実上はパナソニックの最高変換効率を誇るパネルということになります。 このように時系列で見てみると、10年間あまりでわずか2%程度しか向上していないということがわかりますね。 逆を言えば、それだけ効率を上げていくことが簡単ではないということがわかります。  それに対して、2022年時点でよく使われている海外メーカーのパネル変換効率を見てみます。  概ね20~21%程度で各社横並びという状況であることがわかります。このままのペースで行けば、シリコン系パネルが理論的限界値(29%)まで達するには30年以上かかる計算になりますし、その頃には別の材質のパネルが市場を牽引しているかもしれません。 重要なのは何kW設置できるか?ということ  正直なところ、変換効率は「ひとつの目安(参考値)でしかない」と思っています。各社によってパネルサイズは変わりますから、屋根の形状やスペースによって設置できるパネル枚数は変わってきます。  載せられるスペースが無限にあるのであれば、変換効率が高いパネルを使った方が設備コストは抑えられるかもしれません。 しかしながら実際は設置できるスペースは限られていることがほとんどです。A社の400Wパネル(変換効率20%)で1,000枚(400.00kW)載せられる屋根に対して、B社の390Wパネル(変換効率19.5%)でレイアウトしてみたら1,050枚(409.50kW)載せられた、というようなことも実際は起こり得ます。 大切なのは、「結局何kW設置できるのか」ということですね。 記:田中 圭亮 ******************************************************* 最後までご覧いただきありがとうございました。お忙しい皆様のために、回覧用としてもお使いいただけるよう、今回の記事をまとめた「ダイジェスト版」をご用意いたしました。下記ボタンよりお進み頂きダウンロードいただけますと幸いです。今後ともEneLeaksをご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。-再生可能エネルギーの総合情報サイト-
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