弊社のメイン業務は、産業用の太陽光発電システムの設置施工ですが、1MWほどのF I T発電所も所有しています。

3年ぐらい前の話ですが、夏の日射のいい時期に、四半期の発電レポートを見て初めて気がついたことがありました。想定の70%ぐらいしか発電していなかったのです。

 弊社が所有しているのは野立ての発電所なのですが、想定していた時期よりも少し早めに草刈りをしてしまったためか、一番日射が強い時期にはすでに草が伸びており、それがパネルを覆うような状態になっていたようなのです。

監視担当者はその状況を把握していて、メンテナンス実務担当者に伝えていました。しかし、メンテナンス担当者は伝えられたことはなんとなく記憶にあるものの、他の業務が忙しく、かつ強制力もなかった感じなので、なんとなく後回しになってしまった結果、起こってしまったという事例です。

その期間は通常の30%も売り上げが落ちてしまっていたと言うことになります。 

コミュニケーションロスと言ってしまったらそれまでなのかもしれませんが、起こしてはいけないミスであるにも関わらず、このような事例は事業内容を問わず頻繁に起こってしまうものではないでしょうか。太陽光発電システムを主業とする事業者であるにも関わらず、時にはこのようなミスをしてしまうこともあります。

 皆さんの会社ではいかがでしょうか?

自社で太陽光発電システムを所有したときに、おそらく担当者を決めるものと思います。その担当の方が、どのような気持ちで太陽光発電システムの監視をするのでしょうか。

もちろんその方も、太陽光発電システムの監視だけをすればいいということはないと思います。

  • 忙しい仕事の合間に、1週間に一度慣れない太陽光発電システムの監視システムを確認しなければならない
  • 「もしかして問題があるかもしれない」ということが起こった時に、それをメンテナンス会社に連絡してもすぐに回答がこなかったりすることを考えて先延ばしにしてしまう
  • そんな時に他の仕事をしていたら催促することを忘れてしまう

そのようなことを繰り返していたら、あっという間に数ヶ月が経過して、いざ報告という段階になって想定よりも発電が落ちていることに気が付く、、、、、

設備を購入して運用するということは、このようなことも伴うことなのだと思います。

多くの企業は、そのことをご理解いただき、太陽光発電システムの導入に関しては第三者所有である、P P A(弊社でいうとソーラーグリッドサービス)が良いとご評価頂いております。

必要なのは設備か、クリーンな電力なのか、それが問題なのです。

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1611899739/4129016_m_ona6gv/4129016_m_ona6gv.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1611899739/4129016_m_ona6gv/4129016_m_ona6gv.jpg?_i=AAaltenergy初めての太陽光自家消費シリーズ未分類発電自家消費連載  弊社のメイン業務は、産業用の太陽光発電システムの設置施工ですが、1MWほどのF I T発電所も所有しています。 3年ぐらい前の話ですが、夏の日射のいい時期に、四半期の発電レポートを見て初めて気がついたことがありました。想定の70%ぐらいしか発電していなかったのです。  弊社が所有しているのは野立ての発電所なのですが、想定していた時期よりも少し早めに草刈りをしてしまったためか、一番日射が強い時期にはすでに草が伸びており、それがパネルを覆うような状態になっていたようなのです。 監視担当者はその状況を把握していて、メンテナンス実務担当者に伝えていました。しかし、メンテナンス担当者は伝えられたことはなんとなく記憶にあるものの、他の業務が忙しく、かつ強制力もなかった感じなので、なんとなく後回しになってしまった結果、起こってしまったという事例です。 その期間は通常の30%も売り上げが落ちてしまっていたと言うことになります。  コミュニケーションロスと言ってしまったらそれまでなのかもしれませんが、起こしてはいけないミスであるにも関わらず、このような事例は事業内容を問わず頻繁に起こってしまうものではないでしょうか。太陽光発電システムを主業とする事業者であるにも関わらず、時にはこのようなミスをしてしまうこともあります。  皆さんの会社ではいかがでしょうか? 自社で太陽光発電システムを所有したときに、おそらく担当者を決めるものと思います。その担当の方が、どのような気持ちで太陽光発電システムの監視をするのでしょうか。 もちろんその方も、太陽光発電システムの監視だけをすればいいということはないと思います。 忙しい仕事の合間に、1週間に一度慣れない太陽光発電システムの監視システムを確認しなければならない「もしかして問題があるかもしれない」ということが起こった時に、それをメンテナンス会社に連絡してもすぐに回答がこなかったりすることを考えて先延ばしにしてしまうそんな時に他の仕事をしていたら催促することを忘れてしまう そのようなことを繰り返していたら、あっという間に数ヶ月が経過して、いざ報告という段階になって想定よりも発電が落ちていることに気が付く、、、、、 設備を購入して運用するということは、このようなことも伴うことなのだと思います。 多くの企業は、そのことをご理解いただき、太陽光発電システムの導入に関しては第三者所有である、P P A(弊社でいうとソーラーグリッドサービス)が良いとご評価頂いております。 必要なのは設備か、クリーンな電力なのか、それが問題なのです。-再生可能エネルギーの総合情報サイト-