ところが、いざ蓋を開けてみると、
  • 利回り10%超えの物件を多数紹介している企業
  • 野だて用架台をウリにしている中国アルミ架台メーカー
  • PERCによる発電量向上やPID現象低減をウリにしている太陽光パネルメーカー
  • 数年前からある鉛蓄電池やリチウムイオン電池をウリにしている蓄電池メーカーや商社
 
 パネルなどの機器類については出力アップや変換効率の改善などはあるものの、大きな技術革新というものがない状態でした。つまり機器類に関しては行き着くところまで行ってしまった、成熟しきってしまったと言えるのではないでしょうか。
それに反して「自家消費」を取り巻くビジネスモデルは、まだまだ未成熟であるという感覚です。
意外と自家消費ビジネスで成功している企業は多くないということを確認できました。
 
 その理由は容易に想像出来ます。なぜなら私達もこの1~2年で経験してきたことだからです。
主に次の5つの理由に集約されてくるはずです。
 
  1. 初期費用が数千万円単位でかかってくる(費用の問題)
  2. 社内決裁が複雑で時間がかかる(稟議の問題)
  3. 本業の設備導入の方が優先されてしまう(優先順位の問題)
  4. オンバランスになるので貸借対照表に見栄えが悪くなる(財務諸表の問題)
  5. 「欲しい」と「必要」は別物(そもそものニーズ)
 
 これらの問題を一気に解決するための方法として、無料設置型モデル(PPA)を展開している企業が増えています。しかしながら、様々な情報から判断するとなかなか導入にまで至っている企業は多くないというのが現実のようです。
 
  • なぜ無料設置なのに導入が進まないのか?
  • どうすれば広まるのか?そのためのポイントは何なのか?
ということに関しては、また別の機会にご紹介したいと思います。
 
(記:田中 圭亮)
 
 

自家消費、ソーラーグリッドに関してはこちら

 
 
 
https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1552632531/ce65321c75ad251742620b6a86661f42_b6zhln/ce65321c75ad251742620b6a86661f42_b6zhln.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1552632531/ce65321c75ad251742620b6a86661f42_b6zhln/ce65321c75ad251742620b6a86661f42_b6zhln.jpg?_i=AAaltenergy法人自家消費     ところが、いざ蓋を開けてみると、 利回り10%超えの物件を多数紹介している企業 野だて用架台をウリにしている中国アルミ架台メーカー PERCによる発電量向上やPID現象低減をウリにしている太陽光パネルメーカー 数年前からある鉛蓄電池やリチウムイオン電池をウリにしている蓄電池メーカーや商社    パネルなどの機器類については出力アップや変換効率の改善などはあるものの、大きな技術革新というものがない状態でした。つまり機器類に関しては行き着くところまで行ってしまった、成熟しきってしまったと言えるのではないでしょうか。 それに反して「自家消費」を取り巻くビジネスモデルは、まだまだ未成熟であるという感覚です。 意外と自家消費ビジネスで成功している企業は多くないということを確認できました。    その理由は容易に想像出来ます。なぜなら私達もこの1~2年で経験してきたことだからです。 主に次の5つの理由に集約されてくるはずです。   初期費用が数千万円単位でかかってくる(費用の問題) 社内決裁が複雑で時間がかかる(稟議の問題) 本業の設備導入の方が優先されてしまう(優先順位の問題) オンバランスになるので貸借対照表に見栄えが悪くなる(財務諸表の問題) 「欲しい」と「必要」は別物(そもそものニーズ)    これらの問題を一気に解決するための方法として、無料設置型モデル(PPA)を展開している企業が増えています。しかしながら、様々な情報から判断するとなかなか導入にまで至っている企業は多くないというのが現実のようです。   なぜ無料設置なのに導入が進まないのか? どうすれば広まるのか?そのためのポイントは何なのか? ということに関しては、また別の機会にご紹介したいと思います。   (記:田中 圭亮)     自家消費、ソーラーグリッドに関してはこちら      -再生可能エネルギーの総合情報サイト-