No.7 太陽光発電設置後の悩み

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一昔前までは太陽光発電システムは「メンテナンスフリー」と言われていた時期もありましたが、
普及してくるにつれて、また大規模発電所が増えてくるにつれて、様々なケアが必要となってくることが分かってきました。
「こんなにランニングコストがかかるとは思わなかった」
「何かあった時にすぐに復旧できないと採算が…」
というような話もよく耳にします。
では太陽光発電システムが稼働した後、いったいどのような悩み(問題)が起こり得るのでしょうか?
①電気系統に関するチェックポイント
1.正しく稼働するか
パワーコンディショナ(以下PCS)が正常に稼働し、エラーやブレーカーの切断がなければ正しく配線されているはずです。
逆に不具合がある場合、PCSにエラー表示が出たり、ブレーカーが遮断されたりします。
2.時間経過で異常は発生しないか
設置した直後は正常に稼働していたとしても、ブレーカーの容量が不足していたり、
PCSや集電盤に直射日光などが当たって熱による停止や遮断が起きることがあります。
また、配線の一部の処理が不十分であったりすると、雨水の侵入などで漏電ブレーカーが
作動したりして不具合を起こすことがあります。
3.抑制がかかることがある
主に抑制には、温度抑制と電圧上昇抑制があります。温度抑制は、
前述の周辺環境の温度上昇や排気のつまりなどによって引き起こされる内部温度上昇が主な原因です。
電圧上昇抑制は、電力会社との取り決めの中で、系統への電圧が上がりすぎないように抑制をしなければならないというルールがあります。
電圧上昇抑制については、状況を把握した上で現場において電力会社との調整が必要です。
②設置機器に関するチェックポイント
1.設置した機器のボルトやビスなどは確実に締まっているか?
工事はどの業者も細心の注意を払って行っているものですが、
いろいろな人の手が介在するために締め忘れなどが発生する場合もあります。
基本的なチェックには「マーキング」という作業をしています。
特に屋根上は、誰でもチェックできるものではないので、充分に確認しなければならない場所となります。
2.設置された機器等が他の設備等の不具合の原因となっていないか?
屋根上に設置されたために、例えば、雨水の流れを止めてしまい、水が溜まってしまうということがないわけではありません。
また、壁に取り付けた機器のビスなどが貫通してしまったり、他の不具合を起こしていたりすることもあります。
altenergy
suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)