―太陽エネルギーの重要性―

そもそも、電気を始めとしてエネルギー供給の源について太陽エネルギー以外はほとんど考えられないということで友人とは一致している。

物理的観点から見たエネルギーということでは重力エネルギー、電磁気エネルギー、化石燃料などの化学的エネルギー、

そして原子力(核)エネルギーくらいしか存在しない。

太陽エネルギーはそもそもこの核エネルギー(核融合)なわけで、

風力発電や波力発電はその太陽エネルギー由来の風によって得られている。

また水力発電に必要な雨は太陽エネルギーによる温度上昇で海から蒸気となって立ち昇り、風によって山に移動して降り注ぐ。

化石燃料は数万年にわたる植物の光合成由来ということで、これも太陽エネルギーの結果である。

地熱発電などは太陽が無くとも成り立つが、地球熱と考えると、

太陽系の一員ということでは太陽の存在がなければ地球も存在しなかったことになるので

太陽エネルギーがいかに重要か分かるというものだ。

この太陽エネルギーをそのまま直接使うことができる太陽光発電は最も安全でかつ環境にも優しく、

効率の良い、極めて安価なエネルギーであることが分かる。

 

 

―夜間発電所の提案―

上記のように、太陽光エネルギー以外の再生エネルギーで夜間も使えるものを

ミックスさせて徐々に再生エネルギーにシフトさせていくことを考えるべきなのだが、

我が家では昼間の太陽光パネル発電の余剰を蓄電池に蓄え夜間の使用に備えている。

これまで太陽光パネルを入れた場合、政府の政策もあって、売電費用で夜間分をある程度まかなう形だったが、

この政策だとパネルが普及すればするほど売電単価が下がっていくわけで、太陽光発電の普及はこの施策だけでは足らなくなっている。

一方、車社会のEVシフトがきっかけで蓄電池の価格はずいぶん下がってきた。

設置する場所がある家では太陽光パネルと同時に蓄電池も導入すべきであると考える。

また、既に太陽光パネルを導入している家であれば、夜間、化石燃料に頼らずに蓄電池から放電して賄っていけば良い。

幸い我が家で使っているAHI蓄電池のAspenは環境に優しく性能も優れているので一般家庭でも十分に導入に耐えることが実証されている。

 

―蓄電池の有効活用の提案―

これはAspenユーザーとしての私の提案であるが、最近ソーラーシェアリングの考え方が出てきて、

生産農地の3mほど上空にパネルを置いて発電させる発電所が拡がっている。

また、ここ数年で過積載という考え方も定着してきた。

例えば過積載率を高めた設備を作り、日中は主に売電、パワーコンディショナの出力を超える分(ピークカット分)に関しては、

畑の脇に用水池代わりに蓄電池を設置して余剰電気を貯めてはどうだろうか?

このAspen蓄電池は米国のCradle to Cradle認証を受領した、

工業製品としては極めて環境に優しく、農業と共存共栄できる安全・安心な製品となっている。

蓄電池と考えずに難しい工事やメンテナンスのいらない夜間の発電所と考えれば金銭的にも十分ペイするのではないだろうか。

仮に「ピークカット分」を1日10 kWhほど蓄電して、夜に売電すれば200円になる(20円/kWhで換算した場合)。

1ヶ月で6,000円、年間で7万円、10年で70万円、蓄電池設置の元が取れるかもしれない

(実際は毎日ピークカットが出るわけではないからこう上手くはいかないかもしれないが)。

要は、夜間の再生可能エネルギー供給にも貢献でき、電力網の安定化にもつながるというわけだ。

 

(アメリカ出張レポート)AquionEnergy社Aspenの研修で出会ったスペイン人が勧める「MidniteSolar」がいいと思う3つのポイント

世界で最も安全な蓄電池Aspenの性能評価(完結編)

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