【オフグリッド生活の楽しみ-第6話】電力料金が80%下がった
「オフグリッド生活の楽しみ」
~電力会社から離れた生活~
『普段の生活を維持したまま、オフグリッド生活が可能?
皆、信じてないでしょう? でもできるのです。そこまで技術は進んでいる。
あとはどう生活に取り込むか、そこを考えるのが実に楽しい。』
現代生活における重要なインフラの一つを自給する生活を送ること、
それをほぼリアルタイムかつ本人の言葉で伝えること。
この生活を志した動機、そしてこの生活の中で生じていく心の変化、
技術的な未成熟部分、そしてその改善方法。
これらのことを包み隠さずに知ってもらえるということの価値を
「オフグリッド生活の楽しみ」を通じて伝えて行きます。
第6話: 電力料金が80%下がった
昨日東京電力から9月分の電力使用量が記載された検針票が届いた。
どれぐらい蓄電できたか、また商用電源が使えるか、ということがようやく判明する時がきた。
検針期間は8月15日から9月12日までの29日間である。この時期は発電と蓄電を上手く始められた期間に該当する。
結果、使用量は74 kWhであった。
40アンペア契約で請求額が2,494円であった。
このうち、基本料金が1,123円。去年の同時期に使った電気は424kWhだったのでなんと6分の1ぐらいになったことになる(この424kWhという数字は、2世帯分(我が家が312kWhで母の方は112kWh)を合計した使用量で、検針票は2017年8月から一本化している)。ちなみに、この期間の太陽光による発電量は322 kWhであった。商用の使用量74kWhを足すと396kWhである。
おや?
今年はずいぶん気をつけて電気を使ったと思っていたが、実際は去年の使用量とそんなに変わっていなかったのか。ここで、ひとつ考慮しなくてはいけない係数があることを思い出した。
それは「充放電効率」という係数だ。
確かに太陽光による発電量は322kWhなのだが、この電気をすべてためて使用できたわけではない。充電または放電する過程でロスが生じてしまうのである。おおよそ77%程度の効率であったとすると、
322kWh×77%=248kWh
この248kWhが実際に太陽光発電で発電した電気をためて使用できた分ということになる。
従って、導入効果としては、商用電力の74kWhを足した値、322kWhが実際我が家で使用した電力量の合計ということになる。
なるほど、そうなると昨年の424kWhと比較すると、100kWh程度(約25%)節電できたということがわかった。
最初の成果なので、画像を添付させていただこう。
https://eneleaks.com/?p=24642https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1508899704/0f504435b040b5ee2ccc5f12138bc6ed_s_fvveag/0f504435b040b5ee2ccc5f12138bc6ed_s_fvveag.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1508899704/0f504435b040b5ee2ccc5f12138bc6ed_s_fvveag/0f504435b040b5ee2ccc5f12138bc6ed_s_fvveag.jpg?_i=AAオフグリット生活個人蓄電連載offgridhouse 「オフグリッド生活の楽しみ」 ~電力会社から離れた生活~ 『普段の生活を維持したまま、オフグリッド生活が可能? 皆、信じてないでしょう? でもできるのです。そこまで技術は進んでいる。 あとはどう生活に取り込むか、そこを考えるのが実に楽しい。』 現代生活における重要なインフラの一つを自給する生活を送ること、 それをほぼリアルタイムかつ本人の言葉で伝えること。 この生活を志した動機、そしてこの生活の中で生じていく心の変化、 技術的な未成熟部分、そしてその改善方法。 これらのことを包み隠さずに知ってもらえるということの価値を 「オフグリッド生活の楽しみ」を通じて伝えて行きます。 第6話: 電力料金が80%下がった 昨日東京電力から9月分の電力使用量が記載された検針票が届いた。 どれぐらい蓄電できたか、また商用電源が使えるか、ということがようやく判明する時がきた。 検針期間は8月15日から9月12日までの29日間である。この時期は発電と蓄電を上手く始められた期間に該当する。 結果、使用量は74 kWhであった。 40アンペア契約で請求額が2,494円であった。 このうち、基本料金が1,123円。去年の同時期に使った電気は424kWhだったのでなんと6分の1ぐらいになったことになる(この424kWhという数字は、2世帯分(我が家が312kWhで母の方は112kWh)を合計した使用量で、検針票は2017年8月から一本化している)。ちなみに、この期間の太陽光による発電量は322 kWhであった。商用の使用量74kWhを足すと396kWhである。 おや? 今年はずいぶん気をつけて電気を使ったと思っていたが、実際は去年の使用量とそんなに変わっていなかったのか。ここで、ひとつ考慮しなくてはいけない係数があることを思い出した。 それは「充放電効率」という係数だ。 確かに太陽光による発電量は322kWhなのだが、この電気をすべてためて使用できたわけではない。充電または放電する過程でロスが生じてしまうのである。おおよそ77%程度の効率であったとすると、 322kWh×77%=248kWh この248kWhが実際に太陽光発電で発電した電気をためて使用できた分ということになる。 従って、導入効果としては、商用電力の74kWhを足した値、322kWhが実際我が家で使用した電力量の合計ということになる。 なるほど、そうなると昨年の424kWhと比較すると、100kWh程度(約25%)節電できたということがわかった。 最初の成果なので、画像を添付させていただこう。 altenergy suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)