約1カ月前、資源エネルギー庁が

「過積載」規制を検討しているという記事をアップしました。

「まだ読んでない!」という方は、過積載の意味や

関連過去記事のリンクも集めていますので、

この機会にぜひチェックしてみてください。

 

[【過積載】お得なのは今だけ?9月にも開始される規制の内容とは]

https://eneleaks.com/?p=22442

 

この規制案を盛り込んだ省令の改正が、8月31日に公布・施行されました。

当初、9月の施行を目指すとしていましたので、前倒しとなった形です。

上にリンクした記事をアップした時点で募集していたパブリックコメントは

8月4日まで募集していましたので、募集締切からわずか27日間!

「過積載規制」に対する資源エネルギー庁の本気度の高さがわかります。

 

それはともかく、決められたルールには従わなければなりません。

有効に太陽光発電システムを活用するためにも、

規制の内容を正しく理解する必要があります。

そこで、今回の記事では重要な5つのポイントをわかりやすくまとめてみました。

 

1.パネル合計出力を変更すると、

売電単価が「変更時点の年度の単価」に変更される

 

年々売電単価は下がっていますので、今後パネルを増設(過積載)すると、

大幅に収益が下がる可能性があります。

 

2.ただし、合計出力が

「3kW未満かつ3%未満の増設」「20%未満の減設」の場合は

売電単価の変更なし

 

太陽光パネルの枚数で考えると、10枚程度の増設ならば

売電単価を変更する必要がないようです。

しかし、もっとも全量売電価格が高かった2012年度に

10kW以上の太陽光発電システムを設置していたとしても、

合計出力2.9kWアップしか増設することができません。

パネル代金や設置工事の費用を考慮すれば、

収益アップにつながるとは考えにくいでしょう。

 

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1504776905/b9197dd018d94774705609ddd6866583_s_eduqha/b9197dd018d94774705609ddd6866583_s_eduqha.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1504776905/b9197dd018d94774705609ddd6866583_s_eduqha/b9197dd018d94774705609ddd6866583_s_eduqha.jpg?_i=AAaltenergy発電ecology    約1カ月前、資源エネルギー庁が 「過積載」規制を検討しているという記事をアップしました。 「まだ読んでない!」という方は、過積載の意味や 関連過去記事のリンクも集めていますので、 この機会にぜひチェックしてみてください。   [【過積載】お得なのは今だけ?9月にも開始される規制の内容とは] https://eneleaks.com/?p=22442   この規制案を盛り込んだ省令の改正が、8月31日に公布・施行されました。 当初、9月の施行を目指すとしていましたので、前倒しとなった形です。 上にリンクした記事をアップした時点で募集していたパブリックコメントは 8月4日まで募集していましたので、募集締切からわずか27日間! 「過積載規制」に対する資源エネルギー庁の本気度の高さがわかります。   それはともかく、決められたルールには従わなければなりません。 有効に太陽光発電システムを活用するためにも、 規制の内容を正しく理解する必要があります。 そこで、今回の記事では重要な5つのポイントをわかりやすくまとめてみました。   1.パネル合計出力を変更すると、 売電単価が「変更時点の年度の単価」に変更される   年々売電単価は下がっていますので、今後パネルを増設(過積載)すると、 大幅に収益が下がる可能性があります。   2.ただし、合計出力が 「3kW未満かつ3%未満の増設」「20%未満の減設」の場合は 売電単価の変更なし   太陽光パネルの枚数で考えると、10枚程度の増設ならば 売電単価を変更する必要がないようです。 しかし、もっとも全量売電価格が高かった2012年度に 10kW以上の太陽光発電システムを設置していたとしても、 合計出力2.9kWアップしか増設することができません。 パネル代金や設置工事の費用を考慮すれば、 収益アップにつながるとは考えにくいでしょう。  -再生可能エネルギーの総合情報サイト-