Webマーケティング担当として、蓄電池に関するHP作成を急ピッチで進めています。

サイトを考えていると、キャッチーなヘッダーがほしい!

と切に思います。
今の世の中、インパクト勝負ですから。

そこで出たアイディアが、ドローンを使って
上空からズームインしながら蓄電池へフォーカスする動画でキャッチをつくるというもの。
太陽光発電の野立てサイトの点検なんかに使えないかと購入したドローンが倉庫に眠っています。
さっそく倉庫にドローンを探しに行きました。

正直この時の心配はうまく運転出来るかの1点のみ。
はじめてのドローン操作に不安がいっぱいです。

たぶん1年以上は使っていないので、まずは充電しなければということで、
付属の充電ケーブルを使って2時間くらい充電。
とりあえず動くかなと思って、電源を入れるも反応せず。
充電時間が少なすぎると思って、その日は充電をしながら帰宅。
翌日再度起動するも反応せず。
電池パックは二つあるので、もう一つのほうに充電を開始。
十分な時間充電した後、再度起動。
反応せず。

ここでドローン動かないという衝撃な事実が判明。
不安だったのは操作、でも結局動かすことすら出来ず。

バッテリーに電気が充電出来ないのが原因だとは思うのですが、

 

でもなぜ?

 

そのなぞを解明したいと思います。

 

まずは、所有しているドローンは、「Phantom 3」
https://www.dji.com/jp/phantom-3-pro
そこから電池の情報を調べました。
まず勝手にリチウムイオン電池だと思っていましたが、
リチウムポリマー電池とのこと。

どちらも同じリチウム電池なので、持っている特性は似ていて
エネルギー密度が高く、そのため小型化が可能。
イオンのほうは、電解液に液状なのに対して、
ポリマーはゲル状、液状のイオンよりもさらに容量のUPや小型化が可能とのこと。
昔からラジコンなどに使用されているのはポリマーのようです。

さらにPhantom 3の電池仕様のガイドラインを読んでみると。
「バッテリーの保管」とう章がありました。

1)バッテリーを10日間以上使わない場合は、バッテリーを40%~65%まで放電してください。
これによりバッテリー寿命が大幅に改善されます。

2)10日間以上アイドル状態が続いた場合、膨れを防ぐために、バッテリーは自動で65%以下まで放電します。
65%以下のまで放電するために約2日程度かかります。

3)残量ゼロで長期保管される場合、バッテリーは冬眠モードに切り替わります。バッテリーを5分間放置すると電源がOFFになります。
バッテリーが充電すると冬眠モードが解除されます。

4)長期間バッテリーを保存する場合は、機体から取り外して下さい。

 

これを読んでまず思ったのが、このバッテリーを維持するにはちゃんとケアしないと行けないんだなということと
(ほったらかしにしては行けない)
凄い制御機能が組み込まれているんだなという驚きでした。
そしてそれだけの制御機能がないとバッテリーの機能を維持出来ないということを知りました。
所謂この部分が、BMS(BatteryManagementSystems)なんですね。

BMSは、リチウム電池に限らずバッテリーを安定的に稼働させるための必須テクノロジーですが、
特にエネルギー密度が高いリチウム系のBMSは、その内容も複雑なようです。
安全を担保するためのBMS(①)も必要ですし、安定的に性能を引き出すためのBMS(②)、寿命を維持するためのBMS(③)など
電池の本体以外にいろいろな制御装置が必要となってきます。
今回の保管に関して書かれているような制御機能は③のためのものですし、
リチウム電池を例にみると
①には関しては高密度のエネルギーが凝縮されていますので
何らかの衝撃などが与えられた時に保護機能として働くものです。
②は、リチウム電池にはセルという最少の充電単位があるのですが、それらを均等に充電していくかないと
容量を最大限利用出来なくなってしまうので、それらを調整して均等に充放電出来るようなセルフバランス機能などが挙げられます。

このあたりが、モバイルバッテリーとしてはかなり普及しているリチウム電池ですが、
家庭用などで使う大容量のリチウム蓄電池での普及の障壁となっている可能性はありそうです。
こられだけのものをコントロールするのにかなりの労力と材料、あと神経も使うと思います。
そしてそれは当然コストとして反映されてきます。
家庭用のリチウム蓄電池は、やっぱりまだ高いですもんね。

 

img_0656

ちなみに今回のバッテリーに関しては、写真ではわかりずらいですが
向かって左のバッテリーは、触ってみるとちょっと誇張しているのがわかりました。
もちろん保存にあたって、40%~65%まで放電ということもしていないでしょうし、
機体にもついたままだったので、過放電によるバッテリーの劣化かなと思います。
もうひとつのバッテリーには誇張は見られないので、
3)長期間の保管により、冬眠モードに入り、
何らかの理由で冬眠モードが解除できない状態ではないかと推測しています。

 

暖かくなったら目を覚ましますかね。

 

 

 

(記:岡田健吾)

 

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1486007241/10c79bc3953a536cfb3f479c0f7a17d5_m_ywyuvj/10c79bc3953a536cfb3f479c0f7a17d5_m_ywyuvj.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1486007241/10c79bc3953a536cfb3f479c0f7a17d5_m_ywyuvj/10c79bc3953a536cfb3f479c0f7a17d5_m_ywyuvj.jpg?_i=AAaltenergy蓄電蓄電池を考える連載offgridhouseWebマーケティング担当として、蓄電池に関するHP作成を急ピッチで進めています。 サイトを考えていると、キャッチーなヘッダーがほしい! と切に思います。 今の世の中、インパクト勝負ですから。 そこで出たアイディアが、ドローンを使って 上空からズームインしながら蓄電池へフォーカスする動画でキャッチをつくるというもの。 太陽光発電の野立てサイトの点検なんかに使えないかと購入したドローンが倉庫に眠っています。 さっそく倉庫にドローンを探しに行きました。 正直この時の心配はうまく運転出来るかの1点のみ。 はじめてのドローン操作に不安がいっぱいです。 たぶん1年以上は使っていないので、まずは充電しなければということで、 付属の充電ケーブルを使って2時間くらい充電。 とりあえず動くかなと思って、電源を入れるも反応せず。 充電時間が少なすぎると思って、その日は充電をしながら帰宅。 翌日再度起動するも反応せず。 電池パックは二つあるので、もう一つのほうに充電を開始。 十分な時間充電した後、再度起動。 反応せず。 ここでドローン動かないという衝撃な事実が判明。 不安だったのは操作、でも結局動かすことすら出来ず。 バッテリーに電気が充電出来ないのが原因だとは思うのですが、   でもなぜ?   そのなぞを解明したいと思います。   まずは、所有しているドローンは、「Phantom 3」 https://www.dji.com/jp/phantom-3-pro そこから電池の情報を調べました。 まず勝手にリチウムイオン電池だと思っていましたが、 リチウムポリマー電池とのこと。 どちらも同じリチウム電池なので、持っている特性は似ていて エネルギー密度が高く、そのため小型化が可能。 イオンのほうは、電解液に液状なのに対して、 ポリマーはゲル状、液状のイオンよりもさらに容量のUPや小型化が可能とのこと。 昔からラジコンなどに使用されているのはポリマーのようです。 さらにPhantom 3の電池仕様のガイドラインを読んでみると。 「バッテリーの保管」とう章がありました。 1)バッテリーを10日間以上使わない場合は、バッテリーを40%~65%まで放電してください。 これによりバッテリー寿命が大幅に改善されます。 2)10日間以上アイドル状態が続いた場合、膨れを防ぐために、バッテリーは自動で65%以下まで放電します。 65%以下のまで放電するために約2日程度かかります。 3)残量ゼロで長期保管される場合、バッテリーは冬眠モードに切り替わります。バッテリーを5分間放置すると電源がOFFになります。 バッテリーが充電すると冬眠モードが解除されます。 4)長期間バッテリーを保存する場合は、機体から取り外して下さい。   これを読んでまず思ったのが、このバッテリーを維持するにはちゃんとケアしないと行けないんだなということと (ほったらかしにしては行けない) 凄い制御機能が組み込まれているんだなという驚きでした。 そしてそれだけの制御機能がないとバッテリーの機能を維持出来ないということを知りました。 所謂この部分が、BMS(BatteryManagementSystems)なんですね。 BMSは、リチウム電池に限らずバッテリーを安定的に稼働させるための必須テクノロジーですが、 特にエネルギー密度が高いリチウム系のBMSは、その内容も複雑なようです。 安全を担保するためのBMS(①)も必要ですし、安定的に性能を引き出すためのBMS(②)、寿命を維持するためのBMS(③)など 電池の本体以外にいろいろな制御装置が必要となってきます。 今回の保管に関して書かれているような制御機能は③のためのものですし、 リチウム電池を例にみると ①には関しては高密度のエネルギーが凝縮されていますので 何らかの衝撃などが与えられた時に保護機能として働くものです。 ②は、リチウム電池にはセルという最少の充電単位があるのですが、それらを均等に充電していくかないと 容量を最大限利用出来なくなってしまうので、それらを調整して均等に充放電出来るようなセルフバランス機能などが挙げられます。 このあたりが、モバイルバッテリーとしてはかなり普及しているリチウム電池ですが、 家庭用などで使う大容量のリチウム蓄電池での普及の障壁となっている可能性はありそうです。 こられだけのものをコントロールするのにかなりの労力と材料、あと神経も使うと思います。 そしてそれは当然コストとして反映されてきます。 家庭用のリチウム蓄電池は、やっぱりまだ高いですもんね。   ちなみに今回のバッテリーに関しては、写真ではわかりずらいですが 向かって左のバッテリーは、触ってみるとちょっと誇張しているのがわかりました。 もちろん保存にあたって、40%~65%まで放電ということもしていないでしょうし、 機体にもついたままだったので、過放電によるバッテリーの劣化かなと思います。 もうひとつのバッテリーには誇張は見られないので、 3)長期間の保管により、冬眠モードに入り、 何らかの理由で冬眠モードが解除できない状態ではないかと推測しています。   暖かくなったら目を覚ましますかね。       (記:岡田健吾)  -再生可能エネルギーの総合情報サイト-