【実録シリーズ】電力自由化 電力会社を乗り換えてみた(東京ガス編)
今年の4月から鳴り物入りで始まった電力自由化。
今までの決められた電力会社以外の会社からも、電気を購入できるようになりました。
楽天、au、コープ、HIS等々、電気とはとうてい縁のなさそうな企業までがこぞって電気の販売をはじめましたが、
思うように乗り換えが進んでいないのが現状のようです。各社苦戦しています。
実は我家も5月に電力会社を切り替えました。
乗り換え先は「東京ガス」です。
大家族や電気代を多く支払っている家庭にはメリットがあると言われている今回の制度ですが、
どうも条件が悪そうな我が家… はたして結果は、どうだったのでしょうか。
まずは、切り替える前の我が家の生活環境ですが
・2人家族+ペット
・東京電力 従量電灯B契約 40A
・2015年の年間電気使用量:3,942khw
・2015年の年間電気請求額:115,183円
・切り替え先は東京ガス 「暖らんぷらん1」です。
2人家族の割には電気の消費が多いのは、ペット様の夏場のエアコン代だと思われます。
そして、切り替え後の6ヶ月間を昨年と比較した表がこちらになります。
上の段が2015年の東京電力、下の段が2016年の東京ガスです。
条件が違うので、どこで比較するかが非常に難しいところですが、結果は結構イイんじゃないでしょうか。
使用量が違いますが、単純に「電気請求額」だけで比較すると半年間で1万円以上下がっています。
我が家の生活環境には東京ガスが合っていたのでしょう。
参考にしていただければと思います。
今回、検針票を見ていてちょっと気になったのが「燃料費調整額」という項目です。
火力燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭)の価格変動を電気料金に迅速に反映させるため、
その変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する制度です。(東京電力エナジーパートナーHPより)
とありますが、毎月、調整単価は変動し、電力会社によって石油、LNG、石炭等の比率が違うため、各社差が出るそうです。(ちなみに東京ガスはLNGの比率が多いそうです)
今回の比較表で2015年と2016年の「燃料費調整額」の合計を比べてみると
2015年6~11月(東電):▲1,690円
2016年6~11月(東G):▲8,355円
為替相場と両社の燃料の違いが影響しているのでしょうが、6,665円の差がありました。
今回の比較はこの「燃料費調整額」の差が大きかったようです。
ただそれを差し引いてもまだ東京ガスのほうが割安です。
我が家にとって東京ガスを選んだメリットは以下になります。
・ガスとのセット割りで電気代が安くなる。(インターネットとのトリプル割りならさらに安く)
・解約はいつでも0円
・生活まわり24時間365日駆けつけサービス(水回り、鍵、ガラス)無料
・ガスと電気で請求を1つにまとめられる
・自社発電所から電力を100%供給しているので安心
・クックパッドの人気レシピ見放題等、会員サイトで様々なサービスを行っている。
・電気料金1,000円につき15ポイントがもらえ、ポイント数に応じて景品と交換や、寄付、提携カードのポイントと交換する事ができる。等々
メリットや特典が多い東京ガスですがオール電化の家庭や一人暮らしの方は電気代が上がってしまいます。
家族構成、生活環境によって選ぶべき電力会社は変わってくると思います。
我が家にはもうひとつFC東京のメインスポンサーであるというメリットがあります(笑)
今は、様々な新電力会社が参入しており、来年のガス自由化も控え、新たなキャンペーンを始める会社が増えています。
セット割り、特典、キャンペーン等、貴方のご家庭にとってどのプランが一番魅力的なのか、一度真剣に検討してみてください。
それでは皆さん良いお年を!
(記:高橋努)
https://eneleaks.com/?p=13212https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1498022422/image_axaie1_c9azgp/image_axaie1_c9azgp.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1498022422/image_axaie1_c9azgp/image_axaie1_c9azgp.jpg?_i=AA実録シリーズ節電連載offgridhouse今年の4月から鳴り物入りで始まった電力自由化。 今までの決められた電力会社以外の会社からも、電気を購入できるようになりました。 楽天、au、コープ、HIS等々、電気とはとうてい縁のなさそうな企業までがこぞって電気の販売をはじめましたが、 思うように乗り換えが進んでいないのが現状のようです。各社苦戦しています。 実は我家も5月に電力会社を切り替えました。 乗り換え先は「東京ガス」です。 大家族や電気代を多く支払っている家庭にはメリットがあると言われている今回の制度ですが、 どうも条件が悪そうな我が家… はたして結果は、どうだったのでしょうか。 まずは、切り替える前の我が家の生活環境ですが ・2人家族+ペット ・東京電力 従量電灯B契約 40A ・2015年の年間電気使用量:3,942khw ・2015年の年間電気請求額:115,183円 ・切り替え先は東京ガス 「暖らんぷらん1」です。 2人家族の割には電気の消費が多いのは、ペット様の夏場のエアコン代だと思われます。 そして、切り替え後の6ヶ月間を昨年と比較した表がこちらになります。 上の段が2015年の東京電力、下の段が2016年の東京ガスです。 条件が違うので、どこで比較するかが非常に難しいところですが、結果は結構イイんじゃないでしょうか。 使用量が違いますが、単純に「電気請求額」だけで比較すると半年間で1万円以上下がっています。 我が家の生活環境には東京ガスが合っていたのでしょう。 参考にしていただければと思います。 今回、検針票を見ていてちょっと気になったのが「燃料費調整額」という項目です。 火力燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭)の価格変動を電気料金に迅速に反映させるため、 その変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する制度です。(東京電力エナジーパートナーHPより) とありますが、毎月、調整単価は変動し、電力会社によって石油、LNG、石炭等の比率が違うため、各社差が出るそうです。(ちなみに東京ガスはLNGの比率が多いそうです) 今回の比較表で2015年と2016年の「燃料費調整額」の合計を比べてみると 2015年6~11月(東電):▲1,690円 2016年6~11月(東G):▲8,355円 為替相場と両社の燃料の違いが影響しているのでしょうが、6,665円の差がありました。 今回の比較はこの「燃料費調整額」の差が大きかったようです。 ただそれを差し引いてもまだ東京ガスのほうが割安です。 我が家にとって東京ガスを選んだメリットは以下になります。 ・ガスとのセット割りで電気代が安くなる。(インターネットとのトリプル割りならさらに安く) ・解約はいつでも0円 ・生活まわり24時間365日駆けつけサービス(水回り、鍵、ガラス)無料 ・ガスと電気で請求を1つにまとめられる ・自社発電所から電力を100%供給しているので安心 ・クックパッドの人気レシピ見放題等、会員サイトで様々なサービスを行っている。 ・電気料金1,000円につき15ポイントがもらえ、ポイント数に応じて景品と交換や、寄付、提携カードのポイントと交換する事ができる。等々 メリットや特典が多い東京ガスですがオール電化の家庭や一人暮らしの方は電気代が上がってしまいます。 家族構成、生活環境によって選ぶべき電力会社は変わってくると思います。 我が家にはもうひとつFC東京のメインスポンサーであるというメリットがあります(笑) 今は、様々な新電力会社が参入しており、来年のガス自由化も控え、新たなキャンペーンを始める会社が増えています。 セット割り、特典、キャンペーン等、貴方のご家庭にとってどのプランが一番魅力的なのか、一度真剣に検討してみてください。 それでは皆さん良いお年を! (記:高橋努) altenergy suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)