【中小企業・省エネ】補助金は知らない方が馬鹿を見る!
去る11月30日の17時をもって「中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金」の公募が締め切られました。
事業予算442億円
この補助金、関係者の間では結構、盛り上がっていましたが、知らない方の為に簡単に説明します。
SII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)が行っている、その名の通り中小企業を対象とした省エネ補助事業で事業予算は442億円。
補助対象設備は以下の通りでした。
・高効率照明
・高効率空調
・産業ヒートポンプ
・業務用給湯器
・高性能ボイラ
・低炭素工業炉
・変圧器
・冷凍冷蔵庫
・産業用モータ
・FEMS・BEMS
※交付決定案件一覧を見ると、①高効率照明(LED等)への交付が圧倒的でした。
補助率は1/3。ただし、機器に対しての補助で、工事費などは補助対象外となります。
そして1事業者の補助限度額は2億円です。
この機会にと、LED照明への切り替え、エアコンの交換など、設備更新、省エネ対策を行った中小企業は多かったようです。
私も変圧器の交換や、LED照明への切り替え、工場の冷凍冷蔵庫等、お客様から色々なお話しをいただきました。
中小企業にとってはとても貴重な補助事業だったと思われます。
申請書類作成が重要
それにしてもこの補助金、申請書類の作成に結構な手間がかかりました。
私も実際お客様のサポートをさせていただきましたが、かなり苦労しました。
「エネルギー使用量計算書」「省エネルギー計算書」や「既存設備の撤去範囲」「導入予定設備の配置図」等の提出。
採択されても単年度補助金という事で工事期限が短く、さらに工事終了後には「実績報告」に加え、
1ヶ月間のエネルギー使用量の計測、算出をし、事業前と事業後の省エネ量、省エネ率を提出しなければなりません。
そして最終的に「申請」「中間報告」「実績報告」「成果報告」と4回提出が必要になります。
こんなに苦労をしても、申請すれば必ず採択されるというものではなく、省エネ率が高い順に、採択されていくというものでした。
(それでも最終的に弊社がサポートさせていただいた企業様の採択率は100%でした)
書かせていただいた通りこの補助金、申請書類の作成がかなり重要となります。
かといって、中小企業の担当者、ましてや経営者が業務の合間に出来るような代物ではありません。
専門的な知識も必要になってきます。
やはりサポートするパートナー企業が必要でしょう。
大切なのはパートナー選び
今回ご紹介した「省エネ」に限らず、中小企業に対しては様々な機構が補助事業を行っていますので
会社として何かアクションを起こす前に必ず補助金や助成金の有無を確認するようにしてください。
設備の更新ひとつとっても、もらえるはずの補助金をもらっていない会社が多いように思います。
実は中小企業、省エネ事業対象の補助金は、今回ご紹介した「中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金」だけではありません。
私はLED照明への切り替えでは補助率が1/2の他社とは違う補助金をお客様にお薦めしています。(※)
補助金は知らない方が馬鹿を見ます。
パートナーには機器販売や電気工事が出来るだけではなく、プラスして補助金を使っての設備更新に実績がある企業を選んでください。
そして補助金は申請するまでに意外と時間がかかります。
来年度、補助金を使って設備の更新を予定されている中小企業の経営者様やご担当者様は
パートナー企業の選定も含め、早めの準備をおすすめいたします。
(※)企業によりご提案する補助金が変わってきます。ご相談ください。
(記:高橋努)
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https://eneleaks.com/?p=12492https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1482126183/hojyokin_yjvscn/hojyokin_yjvscn.png?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1482126183/hojyokin_yjvscn/hojyokin_yjvscn.png?_i=AA節電costdown去る11月30日の17時をもって「中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金」の公募が締め切られました。 事業予算442億円 この補助金、関係者の間では結構、盛り上がっていましたが、知らない方の為に簡単に説明します。 SII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)が行っている、その名の通り中小企業を対象とした省エネ補助事業で事業予算は442億円。 補助対象設備は以下の通りでした。 ・高効率照明 ・高効率空調 ・産業ヒートポンプ ・業務用給湯器 ・高性能ボイラ ・低炭素工業炉 ・変圧器 ・冷凍冷蔵庫 ・産業用モータ ・FEMS・BEMS ※交付決定案件一覧を見ると、①高効率照明(LED等)への交付が圧倒的でした。 補助率は1/3。ただし、機器に対しての補助で、工事費などは補助対象外となります。 そして1事業者の補助限度額は2億円です。 この機会にと、LED照明への切り替え、エアコンの交換など、設備更新、省エネ対策を行った中小企業は多かったようです。 私も変圧器の交換や、LED照明への切り替え、工場の冷凍冷蔵庫等、お客様から色々なお話しをいただきました。 中小企業にとってはとても貴重な補助事業だったと思われます。 申請書類作成が重要 それにしてもこの補助金、申請書類の作成に結構な手間がかかりました。 私も実際お客様のサポートをさせていただきましたが、かなり苦労しました。 「エネルギー使用量計算書」「省エネルギー計算書」や「既存設備の撤去範囲」「導入予定設備の配置図」等の提出。 採択されても単年度補助金という事で工事期限が短く、さらに工事終了後には「実績報告」に加え、 1ヶ月間のエネルギー使用量の計測、算出をし、事業前と事業後の省エネ量、省エネ率を提出しなければなりません。 そして最終的に「申請」「中間報告」「実績報告」「成果報告」と4回提出が必要になります。 こんなに苦労をしても、申請すれば必ず採択されるというものではなく、省エネ率が高い順に、採択されていくというものでした。 (それでも最終的に弊社がサポートさせていただいた企業様の採択率は100%でした) 書かせていただいた通りこの補助金、申請書類の作成がかなり重要となります。 かといって、中小企業の担当者、ましてや経営者が業務の合間に出来るような代物ではありません。 専門的な知識も必要になってきます。 やはりサポートするパートナー企業が必要でしょう。 大切なのはパートナー選び 今回ご紹介した「省エネ」に限らず、中小企業に対しては様々な機構が補助事業を行っていますので 会社として何かアクションを起こす前に必ず補助金や助成金の有無を確認するようにしてください。 設備の更新ひとつとっても、もらえるはずの補助金をもらっていない会社が多いように思います。 実は中小企業、省エネ事業対象の補助金は、今回ご紹介した「中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金」だけではありません。 私はLED照明への切り替えでは補助率が1/2の他社とは違う補助金をお客様にお薦めしています。(※) 補助金は知らない方が馬鹿を見ます。 パートナーには機器販売や電気工事が出来るだけではなく、プラスして補助金を使っての設備更新に実績がある企業を選んでください。 そして補助金は申請するまでに意外と時間がかかります。 来年度、補助金を使って設備の更新を予定されている中小企業の経営者様やご担当者様は パートナー企業の選定も含め、早めの準備をおすすめいたします。 (※)企業によりご提案する補助金が変わってきます。ご相談ください。 (記:高橋努) 保存 保存 保存 保存 保存 保存altenergy suzuki@seven.ne.jpAdministratorEneLeaks(エネリークス)