—止まったことはないですか?

 

 それが先日、ついにやってしまいました。

残量ぎりぎりで目的地に向かったところ、充電器があるSAの入り口で完全に停止してしまったんです。

どうすることもできず、JAFに応援を要請。1時間くらいできてくれ、

500mほど先の充電ステーションまで運んでもらって何とか難を逃れたものの、

目的地への訪問は後日改めてとなってしまいました。

それから昨年の年末に長野の温泉へ家族で出かけたのですが、旅館は山の中腹にあり、着いたときの残量は約20%でした。

帰りは下りだし大丈夫だと思っていたのですが、気温が0℃以下になり、翌朝、スイッチを入れたらわずか10%! 

ちょっとあせりましたが下りで何とか乗り切り、充電ステーションにたどり着くことができました。

快適な旅行のはずが、常に充電ステーションを気にする旅となりました。

 

 

 

—買い換えてよかった点はどんなところですか?

 

 やはり、排気ガスを一切出さない車に乗っているという特別感ですね。

生きているうちにこういう時代になったんだなぁと感慨深いものがあります。

またガソリン代より充電代の方が安く、月々3000円のメンテナンス付充電がし放題。

ガソリンなら満タンにするのに5000円以上はかかるので、かなり割安ですね。

 それから私は1年間で10,000km走りました。

仮にガソリン代を1ℓ=130円、燃費を1ℓ=10kmとすると、10,000km÷10km=1,000ℓ、ガソリン代は1,000ℓ×130円=130,000円になります。

ところがリーフであれば3,000円×12ヶ月=36,000円と、約1/4で済みました。

 しかもEV車は渋滞が得意という長所を持っていて、エアコンを付けなければほとんど残量が減らないですし、

ガソリンスタンドに行かなくなったのも不思議な感覚です。

 

 

—反対にデメリットに感じる点はありますか。

 

 何といっても長距離移動が不便ですね。

特に高低差のある目的地はしっかり計画を立てなければなりません。

それから宿泊する場所や長期滞在する場所には、しっかり充電ステーションを整備してもらえると有り難いですね。

インフラをはじめ、どんどん環境が良くなることを期待して、残り4年のローンが終わるまで頑張って乗りたいと思います。

 

 

燃料代が浮いたり、排気ガスを出さなかったりと、EV車にはメリットがある反面、

充電ステーションが少ない、エアコンを使うと電池の減りが早いなど、まだまだ課題があります。

これから買おうという人は、それを踏まえたうえで検討するといいでしょう。

そして今後のインフラ整備、さらなる性能の向上に期待したいものです。

(記:後藤 武樹)

 

テスラ(Tesla)の今を探ってみた

 

 

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1515460393/IMG_1062_avsssn/IMG_1062_avsssn.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1515460393/IMG_1062_avsssn/IMG_1062_avsssn.jpg?_i=AAaltenergy発電ecology      —止まったことはないですか?    それが先日、ついにやってしまいました。 残量ぎりぎりで目的地に向かったところ、充電器があるSAの入り口で完全に停止してしまったんです。 どうすることもできず、JAFに応援を要請。1時間くらいできてくれ、 500mほど先の充電ステーションまで運んでもらって何とか難を逃れたものの、 目的地への訪問は後日改めてとなってしまいました。 それから昨年の年末に長野の温泉へ家族で出かけたのですが、旅館は山の中腹にあり、着いたときの残量は約20%でした。 帰りは下りだし大丈夫だと思っていたのですが、気温が0℃以下になり、翌朝、スイッチを入れたらわずか10%!  ちょっとあせりましたが下りで何とか乗り切り、充電ステーションにたどり着くことができました。 快適な旅行のはずが、常に充電ステーションを気にする旅となりました。       —買い換えてよかった点はどんなところですか?    やはり、排気ガスを一切出さない車に乗っているという特別感ですね。 生きているうちにこういう時代になったんだなぁと感慨深いものがあります。 またガソリン代より充電代の方が安く、月々3000円のメンテナンス付充電がし放題。 ガソリンなら満タンにするのに5000円以上はかかるので、かなり割安ですね。  それから私は1年間で10,000km走りました。 仮にガソリン代を1ℓ=130円、燃費を1ℓ=10kmとすると、10,000km÷10km=1,000ℓ、ガソリン代は1,000ℓ×130円=130,000円になります。 ところがリーフであれば3,000円×12ヶ月=36,000円と、約1/4で済みました。  しかもEV車は渋滞が得意という長所を持っていて、エアコンを付けなければほとんど残量が減らないですし、 ガソリンスタンドに行かなくなったのも不思議な感覚です。     —反対にデメリットに感じる点はありますか。    何といっても長距離移動が不便ですね。 特に高低差のある目的地はしっかり計画を立てなければなりません。 それから宿泊する場所や長期滞在する場所には、しっかり充電ステーションを整備してもらえると有り難いですね。 インフラをはじめ、どんどん環境が良くなることを期待して、残り4年のローンが終わるまで頑張って乗りたいと思います。     燃料代が浮いたり、排気ガスを出さなかったりと、EV車にはメリットがある反面、 充電ステーションが少ない、エアコンを使うと電池の減りが早いなど、まだまだ課題があります。 これから買おうという人は、それを踏まえたうえで検討するといいでしょう。 そして今後のインフラ整備、さらなる性能の向上に期待したいものです。 (記:後藤 武樹)      -再生可能エネルギーの総合情報サイト-