実務担当者必見!初めての太陽光自家消費シリーズ④ 太陽光発電システムで発電した電力をどこから入れるのかということはあまり大した問題ではない
結論から申し上げると、双方向性はあります。(図1参照)つまり太陽光発電設備で発電した電力が接続点の負荷だけでは消費しきれない場合、「トランスA」を介して他の負荷(B棟やC工場)に電気が流れて消費をするということになるのです。

電気は電圧の高いところから、低いところに流れるという原則があり勘違いをしやすいのかもしれませんが、実際には上記のような消費が行われます。
ただしトランス自体の効率というのも考慮すべきポイントであると考えます。最も効率が良いと言われるアモルファス型のトランスであっても効率は97%程度というデータもありますので、年数が経過しているトランスや鋼板製等では変換効率はもう少し悪くなるかもしれません。発電した電気はなるべくトランスを介さずに接続点にてすべて使い切ることが出来るというのがベストではありますが、配線の簡便性を考慮に入れた方が良いと考えますので、あまり気にする必要はないとも考えます。
従いまして、接続点における変電設備(トランス)があまりにも古い(変換によるロスが大きい可能性がある)ということでない限りは、なるべく太陽光発電設備から近い接続点に入れてしまうのが正解であると考えます。
太陽光発電システムで発電した電力をどこから入れるのかということはあまり大した問題ではないというお話でした。
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