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例①A様のケース
・販売店は好調時には年間売り上げ50億円に達した新宿に本社があったL社。
・A様邸のパワコンが停止し売電がストップ。
・L社が倒産したため、A様がメーカーへ直接連絡。
・メーカーがA様からヒアリングした結果、落雷の疑いがあると判断し、有償修理になる可能性を説明
・A様、有償修理を承諾。
・このメーカーはエンドユーザーとの直接取引が会社の規定上できないとの事で、商流に沿って商社にA様への修理代請求を依頼する。
・この商社もエンドユーザーとの取引は出来ないとの理由で、断る

●A様は有償修理を承諾したにもかかわらず、自分へ修理代を請求する会社が見つからないというなんとも理不尽な理由で何週間も修理を待たされる状態が続いた。
結果的にはメーカーと取引がある販売店が中に入り、A様邸は無事発電を再開するのだが、L社が倒産しなければこんな苦労もせずにすんだだろう。
この件は間に入ってくれる販売店が見つかったが、わずかな手数料の割りに多くの手間がかかるこの集金の代役を見つける作業はかなり骨が折れたと思われる。
販売店の倒産によるトラブルが他にもありますのでご紹介します。

例②T様のケース
・販売店は大阪に本社があった大手販売店R社
・T様邸の発電が急きょストップ
・R社へ連絡し倒産を知る。
・困った挙句、T様がメーカーへ直接連絡
・メーカーによるヒアリングの結果、初期不良の可能性が高いと判断される。
・メーカーから保証書提出を求められたT様だが、いくら探しても保証書がない。
・その後商社とメーカー調査の結果、保障申請がされていない事が判明する。
・あくまで憶測だが、施工基準から外れたずさんな工事がなされている事から意図的に保障申請していないのではと思われる。
通常ならメーカー保証で無償修理もしくは無償交換という案件だが、T様はパワコン交換でまさかの10万以上の出費となってしまった。

●会社の経営がいよいよ危うくなってきた販売店は保証申請などを行わなくなるケースが多い。
なりふり構わずというやつだ。お金にならない事をやっている場合ではないのだ。
メーカーへ保証申請をおこなわないのだから施工基準も守る必要がなく、お金のかからない、いい加減な工事を行う。
激安販売店や相場価格よりあまりに安い販売会社は、このようなリスクが高いので注意が必要だ。
※調査の結果、施工基準を満たしていれば事後申請で対応しますというメーカーもあったので、その都度相談してみる事が大切です。

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1497603030/shutter_kmoflw/shutter_kmoflw.jpg?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1497603030/shutter_kmoflw/shutter_kmoflw.jpg?_i=AAaltenergy保守実録シリーズ連載simplelay例①A様のケース ・販売店は好調時には年間売り上げ50億円に達した新宿に本社があったL社。 ・A様邸のパワコンが停止し売電がストップ。 ・L社が倒産したため、A様がメーカーへ直接連絡。 ・メーカーがA様からヒアリングした結果、落雷の疑いがあると判断し、有償修理になる可能性を説明 ・A様、有償修理を承諾。 ・このメーカーはエンドユーザーとの直接取引が会社の規定上できないとの事で、商流に沿って商社にA様への修理代請求を依頼する。 ・この商社もエンドユーザーとの取引は出来ないとの理由で、断る ●A様は有償修理を承諾したにもかかわらず、自分へ修理代を請求する会社が見つからないというなんとも理不尽な理由で何週間も修理を待たされる状態が続いた。 結果的にはメーカーと取引がある販売店が中に入り、A様邸は無事発電を再開するのだが、L社が倒産しなければこんな苦労もせずにすんだだろう。 この件は間に入ってくれる販売店が見つかったが、わずかな手数料の割りに多くの手間がかかるこの集金の代役を見つける作業はかなり骨が折れたと思われる。 販売店の倒産によるトラブルが他にもありますのでご紹介します。 例②T様のケース ・販売店は大阪に本社があった大手販売店R社 ・T様邸の発電が急きょストップ ・R社へ連絡し倒産を知る。 ・困った挙句、T様がメーカーへ直接連絡 ・メーカーによるヒアリングの結果、初期不良の可能性が高いと判断される。 ・メーカーから保証書提出を求められたT様だが、いくら探しても保証書がない。 ・その後商社とメーカー調査の結果、保障申請がされていない事が判明する。 ・あくまで憶測だが、施工基準から外れたずさんな工事がなされている事から意図的に保障申請していないのではと思われる。 通常ならメーカー保証で無償修理もしくは無償交換という案件だが、T様はパワコン交換でまさかの10万以上の出費となってしまった。 ●会社の経営がいよいよ危うくなってきた販売店は保証申請などを行わなくなるケースが多い。 なりふり構わずというやつだ。お金にならない事をやっている場合ではないのだ。 メーカーへ保証申請をおこなわないのだから施工基準も守る必要がなく、お金のかからない、いい加減な工事を行う。 激安販売店や相場価格よりあまりに安い販売会社は、このようなリスクが高いので注意が必要だ。 ※調査の結果、施工基準を満たしていれば事後申請で対応しますというメーカーもあったので、その都度相談してみる事が大切です。-再生可能エネルギーの総合情報サイト-