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蓄電池を導入して自家消費する
・蓄電池の容量はどれくらいか

当たり前のことですが、蓄電池の主な機能は電気を蓄えておくこと、導入する目的は自家消費すること。これは共通だと思います。
ケースごとに違うのは、蓄えた電気を使うタイミング(どんな時)と、消費する負荷とその電力量(何にどれぐらい)ということになるでしょう。 設備オーナーの要望には、太陽光が発電する日中は電気の消費が少ないので、夕方から夜にかけて電気を使えるようにしたいということがあります。

また、非常時(停電時)にも必要な家電を一定期間使用したいという要望もよく聞きます。非常時の電源確保は蓄電池を導入する最大のメリットです。必要な容量は、おおざっぱに言えば、10kWh程度で一般的な家庭の1日の電気を賄えるとされています。冷蔵庫とTVの視聴数時間、あとはスマホの充電というようなことでしたら、5kWh程度で数日利用することも可能でしょう。正確には、使用したい負荷(家電製品)の消費電力量(kWh)を調べれば計算が可能です。一方、エアコンやIHなどを使用するには、容量だけではなく、200Vに対応した蓄電池が必要になります。

蓄電池の導入を検討する場合には、「どんな時、何にどれぐらい使いたいか」ということから、容量や機能を確認し、商品の選択をすることが大切です。

・電池の容量はどれくらいか

容量の目安が決まったとして、気になるのは価格です。
蓄電池の需要の高まりに加え、現在、政府が家庭用蓄電池の導入を強く推奨していることもあり、ここ数年はだいぶ求めやすい価格になってきています。最近の市場価格としては、工事費を含めて、15~20万円/kWhぐらいでしょうか。

資源エネルギー庁は、1年前の2018年9月に「定置用蓄電池の目標価格設定」を行っています。その中で、家庭用蓄電池の価格目標は、2015年度実績22万円/kWhから2020年度は9万円/kWhを目指すとしています。機器単体の価格とはいえ、下げ幅としてはかなり強気です。そして、同時に「目標価格達成に向けて、VPP予算をはじめとした各種補助金の要件設計の検討を進めていく」という方針を掲げています。

実際に2019年度は、「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」(SII)があります。この補助金は、補助対象となるためには、蓄電池の販売価格を定められた目標価格よりも下回ることが必要といった念の入れようです。
高く売ったら国の補助金は出しませんよというわけです。

補助金を利用することで、蓄電池の導入はぐっとしやすくなると言えるでしょう。


卒FITを迎える設備のオーナーは、いち早く再エネの価値を理解し、太陽光発電を導入された方々です。
この機会に、改めて再エネの価値を考えていただき、電力の使い道を選択していただけたらと思います。

《参考》
「固定価格での買取期間満了」についての告知ツール(太陽光発電協会)
http://www.jpea.gr.jp/pdf/t181128.pdf


(記:坪坂 聖子)



自家消費、ソーラーグリッドに関してはこちら

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/v1566881588/wakaba-1-e1566881543803_ba95dm.jpghttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/c_crop,h_451,w_451,x_113,y_0/h_150,w_150/v1566881588/wakaba-1-e1566881543803_ba95dm.jpgaltenergy個人発電蓄電池を導入して自家消費する ・蓄電池の容量はどれくらいか 当たり前のことですが、蓄電池の主な機能は電気を蓄えておくこと、導入する目的は自家消費すること。これは共通だと思います。 ケースごとに違うのは、蓄えた電気を使うタイミング(どんな時)と、消費する負荷とその電力量(何にどれぐらい)ということになるでしょう。 設備オーナーの要望には、太陽光が発電する日中は電気の消費が少ないので、夕方から夜にかけて電気を使えるようにしたいということがあります。 また、非常時(停電時)にも必要な家電を一定期間使用したいという要望もよく聞きます。非常時の電源確保は蓄電池を導入する最大のメリットです。必要な容量は、おおざっぱに言えば、10kWh程度で一般的な家庭の1日の電気を賄えるとされています。冷蔵庫とTVの視聴数時間、あとはスマホの充電というようなことでしたら、5kWh程度で数日利用することも可能でしょう。正確には、使用したい負荷(家電製品)の消費電力量(kWh)を調べれば計算が可能です。一方、エアコンやIHなどを使用するには、容量だけではなく、200Vに対応した蓄電池が必要になります。 蓄電池の導入を検討する場合には、「どんな時、何にどれぐらい使いたいか」ということから、容量や機能を確認し、商品の選択をすることが大切です。 ・電池の容量はどれくらいか 容量の目安が決まったとして、気になるのは価格です。 蓄電池の需要の高まりに加え、現在、政府が家庭用蓄電池の導入を強く推奨していることもあり、ここ数年はだいぶ求めやすい価格になってきています。最近の市場価格としては、工事費を含めて、15~20万円/kWhぐらいでしょうか。 資源エネルギー庁は、1年前の2018年9月に「定置用蓄電池の目標価格設定」を行っています。その中で、家庭用蓄電池の価格目標は、2015年度実績22万円/kWhから2020年度は9万円/kWhを目指すとしています。機器単体の価格とはいえ、下げ幅としてはかなり強気です。そして、同時に「目標価格達成に向けて、VPP予算をはじめとした各種補助金の要件設計の検討を進めていく」という方針を掲げています。 実際に2019年度は、「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」(SII)があります。この補助金は、補助対象となるためには、蓄電池の販売価格を定められた目標価格よりも下回ることが必要といった念の入れようです。 高く売ったら国の補助金は出しませんよというわけです。 補助金を利用することで、蓄電池の導入はぐっとしやすくなると言えるでしょう。 卒FITを迎える設備のオーナーは、いち早く再エネの価値を理解し、太陽光発電を導入された方々です。 この機会に、改めて再エネの価値を考えていただき、電力の使い道を選択していただけたらと思います。 《参考》 「固定価格での買取期間満了」についての告知ツール(太陽光発電協会)http://www.jpea.gr.jp/pdf/t181128.pdf (記:坪坂 聖子) 自家消費、ソーラーグリッドに関してはこちら-再生可能エネルギーの総合情報サイト-
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