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出典:nichicon

 

皆さんは蓄電池がいくらぐらいするのかってご存知ですか?
 
過去に『本当は言いたくない?蓄電池容量と寿命の秘密』という記事の中で、
メーカー希望小売価格についてはご紹介いたしましたが、それはあくまでメーカーが決めている定価であり、
実際お客様がこの価格で購入しているのかというとそういうわけではありません。
 
では一体どれぐらいの価格で購入しているのか?ということが気になるのではないでしょうか。
 
結論から言います。
20~25万円/kWhというのが住宅用蓄電池市場の相場です。
 
太陽光発電ではおなじみのkW単価ですが、蓄電池の場合は出力(kW)よりも容量(kWh)の単価で取引されます。
例えば、5kWhの蓄電池であれば100~125万円、10kWhの蓄電池であれば200~250万円ぐらいで
販売されているということになります。
 
そう考えると、かつて蓄電池業界に衝撃を与えたテスラのPowerwall(現行ではPowerwall 2)の価格がこの水準で考えると
「高い」のか「安い」のかということが分かります。
 
予約開始のアナウンスをして以来、まったく何のアップデートもない状態がかれこれ2年ほど続いていますが、
久しぶりにテスラのホームページを見てみると、13.5kWhが本体890,000円+サポート機器180,000円=1,070,000円と出ています
(以前はこのサポート機器については載っていませんでしたが…)。
 
kWh単価にすると約7.6万円/kWhになります。
工事費が入っていないので仮に20万円だとしても、約9.4万円/kWhです。
となると、相場の半分以下の水準ということで「安い」ということが分かります。
 
ではなぜこんなにも価格に差が出てしまっているのでしょうか?
 
こんなことを言ってしまったら、蓄電池を販売している全販売店から後ろ指をさされるかもしれません。
しかしEneleaksのテーマは「業界において消費者に対して言いにくいことを言う」ということです。
 
だから言います。
答えはそれなりの利益を載せているからです。
 
もちろん販売店によってはまとめて発注をすることでボリュームディスカウントを受けられるため、
かなりの低価格で仕入れられている可能性はありますが、そこそこの数量しか販売していないような販売店であっても
テスラ水準の価格に近い価格帯で提示することはできるはずです。
当然赤字になってしまっては元も子もないので、施工費などで多少利益を稼ぐことは必要です。
 
ではなぜ誰も安く売ろうとしないのか?
 
ここからは私の勝手な推測ですが、
  1. ESSの供給量が限られている(相場価格が下がらない)
  2. 複雑な流通が存在している
  3. メーカーがインターネット上にはディスカウント価格を表示しないように規制をかけている
ということが挙げられるのではないでしょうか。
 
 
 
 

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/v1541397676/download_sfb1fi.jpghttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/c_crop,h_465,w_465,x_0,y_3/h_150,w_150/v1541397676/download_sfb1fi.jpgaltenergy個人蓄電bizbattery出典:nichicon   皆さんは蓄電池がいくらぐらいするのかってご存知ですか?   過去に『本当は言いたくない?蓄電池容量と寿命の秘密』という記事の中で、 メーカー希望小売価格についてはご紹介いたしましたが、それはあくまでメーカーが決めている定価であり、 実際お客様がこの価格で購入しているのかというとそういうわけではありません。   では一体どれぐらいの価格で購入しているのか?ということが気になるのではないでしょうか。   結論から言います。 20~25万円/kWhというのが住宅用蓄電池市場の相場です。   太陽光発電ではおなじみのkW単価ですが、蓄電池の場合は出力(kW)よりも容量(kWh)の単価で取引されます。 例えば、5kWhの蓄電池であれば100~125万円、10kWhの蓄電池であれば200~250万円ぐらいで 販売されているということになります。   そう考えると、かつて蓄電池業界に衝撃を与えたテスラのPowerwall(現行ではPowerwall 2)の価格がこの水準で考えると 「高い」のか「安い」のかということが分かります。   予約開始のアナウンスをして以来、まったく何のアップデートもない状態がかれこれ2年ほど続いていますが、 久しぶりにテスラのホームページを見てみると、13.5kWhが本体890,000円+サポート機器180,000円=1,070,000円と出ています (以前はこのサポート機器については載っていませんでしたが…)。   kWh単価にすると約7.6万円/kWhになります。 工事費が入っていないので仮に20万円だとしても、約9.4万円/kWhです。 となると、相場の半分以下の水準ということで「安い」ということが分かります。   ではなぜこんなにも価格に差が出てしまっているのでしょうか?   こんなことを言ってしまったら、蓄電池を販売している全販売店から後ろ指をさされるかもしれません。 しかしEneleaksのテーマは「業界において消費者に対して言いにくいことを言う」ということです。   だから言います。 答えはそれなりの利益を載せているからです。   もちろん販売店によってはまとめて発注をすることでボリュームディスカウントを受けられるため、 かなりの低価格で仕入れられている可能性はありますが、そこそこの数量しか販売していないような販売店であっても テスラ水準の価格に近い価格帯で提示することはできるはずです。 当然赤字になってしまっては元も子もないので、施工費などで多少利益を稼ぐことは必要です。   ではなぜ誰も安く売ろうとしないのか?   ここからは私の勝手な推測ですが、 ESSの供給量が限られている(相場価格が下がらない) 複雑な流通が存在している メーカーがインターネット上にはディスカウント価格を表示しないように規制をかけている ということが挙げられるのではないでしょうか。        -再生可能エネルギーの総合情報サイト-

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