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「オフグリッド生活の楽しみ」

~電力会社から離れた生活~

『普段の生活を維持したまま、オフグリッド生活が可能?

皆、信じてないでしょう? でもできるのです。そこまで技術は進んでいる。

あとはどう生活に取り込むか、そこを考えるのが実に楽しい。』

現代生活における重要なインフラの一つを自給する生活を送ること、

それをほぼリアルタイムかつ本人の言葉で伝えること。

この生活を志した動機、そしてこの生活の中で生じていく心の変化、

技術的な未成熟部分、そしてその改善方法。

これらのことを包み隠さずに知ってもらえるということの価値を

「オフグリッド生活の楽しみ」を通じて伝えて行きます。

 

 


 

昨年8月7日より稼働し始めた我が家の蓄電池+太陽光発電システムは1年を無事経過した。

この間、一度もシステム的な障害は発生せず、先日の1年定期点検でも不具合は皆無とのこと。

つまりシステムとしては極めて順調であった。

1年間のブログの最終回にあたり、蓄電池の測定値をいろいろな観点でまとめようと思う。

 

(1)実際、1年間でどれだけオフグリッドを実現することができたのか

表1は1年間の毎日のパネル発電、商用側発電そしてその使用量の3種のデータを1年間表にしたものである。

このうち、青色部分が完全オフグリッドであった日である。主に春、3月から6月までの合計57日であった。

この季節は、発電量が多くその割に使用電力が少ない季節である。

この逆が冬の12月、1月であり、発電量は少ないのに、使用電力が多い。

暖房にはガスを使うが、母の炬燵やエアコン、ガスストーブのファンも電気を使う。

そして発電も多いが、使用電力も多いのが夏(7月から9月)ということになる。

残念ながら完全オフグリッドができた日は無かった。

昼のエアコンはガンガン使えても夜のエアコンはあと少しのところで蓄電池ではまかなえなかったわけだ。

10月から12月までの秋は、春と似て発電量が多いわりに使用電力が少ないはずであるが、2017年は雨が多かったせいか、

発電量が少なく秋もオフグリッドの日は皆無であった。オフグリッドの日が続くと、切り替える手間がないので気楽である。

そんなわけで、もう少しでオフグリッドにできるのではないか、と思える日を緑色で示してみた。

これは商用側の使用量が1日あたり2kWh以下の日でかつ、

パネルの発電が十分ある日(商用側2kWh以下かつパネル発電との差が12kWh以上)を

選んでみたところ秋を中心に58日あることが分かった。

なお、下表で赤字は1日あたりのパネル発電が10kWh以下の時で、これは雨または曇りの日で99日であり、

無条件に商用発電に切り替えざるを得ない。

また、表1の右下部に太陽光発電率76%とあるのは、年間の合計値で商用側発電が残りの24%であったことを示している。

 

表1 1年間の毎日の発電・使用状況

 

表1をまとめて毎月のパネル発電と商用側発電を一覧にしたものが表2である。

 

表2 毎月の発電・使用状況と電力会社への支払い金額(前年との比較あり)

 

結果、表の右下数字、1年間で電気料金が前年に比べて\71,667削減できたことを示している。

前年に比べ電気料金は5%程度値上げになっているので実質\75,250の削減といえる。

なお前年度までは母屋と家族の2世帯を別々の契約にしていたのでその合算として見ていただきたい。

昨年と、今年で生活形態は変えていない。また電気器具の変更もしていない。

結局、母屋の冬の電気使用量が非常に多いことが分かる、これは母の電気炬燵とガスファンヒーターがその原因である。

また、夏場の冷房による電気使用は今年特別大きいものがあった。

ただし、35度の猛暑日では、太陽光発電の量も多いので、昼間は遠慮なく冷房を効かせることができた。

 

(2)7月の猛暑時の発電・蓄電状況

7月全体の推移は表1、表2の7月に該当するが、

1日の中でどのような経緯をたどったかを図1~図3に7月23日を例に実際に計測して示した。

7月初旬以来の猛暑日はいずれも似た1日を繰り返した。

 

図1 電気使用状況

 

夜中1時から朝7時まで商用電気を使用。

7時から17時ころまではパネル発電の電気を使用、17時から22時は蓄電池を使用。

23時から24時まで商用電気を使用。結局、電池を有効利用しているのは0~7kWh強の間であることが分かる。

 

 

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/h_338,w_1024/v1534486532/0817-02_ocirsk.pnghttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/c_crop,h_360,w_360,x_365,y_0/h_150,w_150/v1534486532/0817-02_ocirsk.pngaltenergyオフグリット生活蓄電連載offgridhouse  「オフグリッド生活の楽しみ」 ~電力会社から離れた生活~ 『普段の生活を維持したまま、オフグリッド生活が可能? 皆、信じてないでしょう? でもできるのです。そこまで技術は進んでいる。 あとはどう生活に取り込むか、そこを考えるのが実に楽しい。』 現代生活における重要なインフラの一つを自給する生活を送ること、 それをほぼリアルタイムかつ本人の言葉で伝えること。 この生活を志した動機、そしてこの生活の中で生じていく心の変化、 技術的な未成熟部分、そしてその改善方法。 これらのことを包み隠さずに知ってもらえるということの価値を 「オフグリッド生活の楽しみ」を通じて伝えて行きます。       昨年8月7日より稼働し始めた我が家の蓄電池+太陽光発電システムは1年を無事経過した。 この間、一度もシステム的な障害は発生せず、先日の1年定期点検でも不具合は皆無とのこと。 つまりシステムとしては極めて順調であった。 1年間のブログの最終回にあたり、蓄電池の測定値をいろいろな観点でまとめようと思う。   (1)実際、1年間でどれだけオフグリッドを実現することができたのか 表1は1年間の毎日のパネル発電、商用側発電そしてその使用量の3種のデータを1年間表にしたものである。 このうち、青色部分が完全オフグリッドであった日である。主に春、3月から6月までの合計57日であった。 この季節は、発電量が多くその割に使用電力が少ない季節である。 この逆が冬の12月、1月であり、発電量は少ないのに、使用電力が多い。 暖房にはガスを使うが、母の炬燵やエアコン、ガスストーブのファンも電気を使う。 そして発電も多いが、使用電力も多いのが夏(7月から9月)ということになる。 残念ながら完全オフグリッドができた日は無かった。 昼のエアコンはガンガン使えても夜のエアコンはあと少しのところで蓄電池ではまかなえなかったわけだ。 10月から12月までの秋は、春と似て発電量が多いわりに使用電力が少ないはずであるが、2017年は雨が多かったせいか、 発電量が少なく秋もオフグリッドの日は皆無であった。オフグリッドの日が続くと、切り替える手間がないので気楽である。 そんなわけで、もう少しでオフグリッドにできるのではないか、と思える日を緑色で示してみた。 これは商用側の使用量が1日あたり2kWh以下の日でかつ、 パネルの発電が十分ある日(商用側2kWh以下かつパネル発電との差が12kWh以上)を 選んでみたところ秋を中心に58日あることが分かった。 なお、下表で赤字は1日あたりのパネル発電が10kWh以下の時で、これは雨または曇りの日で99日であり、 無条件に商用発電に切り替えざるを得ない。 また、表1の右下部に太陽光発電率76%とあるのは、年間の合計値で商用側発電が残りの24%であったことを示している。   表1 1年間の毎日の発電・使用状況   表1をまとめて毎月のパネル発電と商用側発電を一覧にしたものが表2である。   表2 毎月の発電・使用状況と電力会社への支払い金額(前年との比較あり)   結果、表の右下数字、1年間で電気料金が前年に比べて\71,667削減できたことを示している。 前年に比べ電気料金は5%程度値上げになっているので実質\75,250の削減といえる。 なお前年度までは母屋と家族の2世帯を別々の契約にしていたのでその合算として見ていただきたい。 昨年と、今年で生活形態は変えていない。また電気器具の変更もしていない。 結局、母屋の冬の電気使用量が非常に多いことが分かる、これは母の電気炬燵とガスファンヒーターがその原因である。 また、夏場の冷房による電気使用は今年特別大きいものがあった。 ただし、35度の猛暑日では、太陽光発電の量も多いので、昼間は遠慮なく冷房を効かせることができた。   (2)7月の猛暑時の発電・蓄電状況 7月全体の推移は表1、表2の7月に該当するが、 1日の中でどのような経緯をたどったかを図1~図3に7月23日を例に実際に計測して示した。 7月初旬以来の猛暑日はいずれも似た1日を繰り返した。   図1 電気使用状況   夜中1時から朝7時まで商用電気を使用。 7時から17時ころまではパネル発電の電気を使用、17時から22時は蓄電池を使用。 23時から24時まで商用電気を使用。結局、電池を有効利用しているのは0~7kWh強の間であることが分かる。    -再生可能エネルギーの総合情報サイト-

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