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①太陽光発電システムによる自家消費が増える。
②晴天時には発電所由来の電力の消費が落ちる。
③FITなどの、電力網につないである太陽光発電システム等の電気が加速的に余る。
④電力会社の固定費回収ベースが縮小する。
  1. 日中の電力が「供給過多」になると、大規模停電のリスクが発生するので電力網内で蓄電する機能が必要となる。
  2. 天候不良時に必要で電力の供給容量を満たすために電力会社はその容量を維持しなければならない。
  3. 自家消費が増えることによって、供給すべき電気の総量が減る。
 
 
⑤その負担は消費者が行うことになるので必然的に電気代が上がる。
⑥上がった電気代を回避するために、太陽光発電システムによる自家消費が増える。→①へ
 
 
 
 
これらの一連の流れを電力の「デス・スパイラル」というのですが、
これを避ける方法は今のところ思いつかないというのが正直なところです。
あくまでも参考なのですが、このような事態は既に起こっています。
意外と知られていない最近の事実として、2018年2月の出来事があります。
 電力には、その価値を市場取引で売買する卸電力取引所という市場が存在するのですが、
雪が降った影響もあって2018年2月5日の17:00~18:00の取引価格は50円/kWhという高額な値段を付けました。
産業用であれば16円/kWh程度で販売しているケースが多いと思いますが、
それを供給している電力会社の仕入値が50円/kWhであったわけです。
 
 
 
 
もちろんこれは極端な話であり、今回の趣旨とは外れている話ではありますが、
今後このような事態は相対的に起こりうる話であると思います。
もはや自己防衛という意味においても、自分の電気を部分的にでも自ら調達をしなければならない
という時代が既に来ているのではないでしょうか。
 
(記:髙橋 眞剛
 
 
 
https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/v1530578621/No.4-1_uaczzv.jpghttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/c_crop,h_639,w_639,x_160,y_0/h_150,w_150/v1530578621/No.4-1_uaczzv.jpgaltenergy自家消費costdown  ①太陽光発電システムによる自家消費が増える。 ​ ②晴天時には発電所由来の電力の消費が落ちる。 ​ ③FITなどの、電力網につないである太陽光発電システム等の電気が加速的に余る。 ​ ④電力会社の固定費回収ベースが縮小する。 日中の電力が「供給過多」になると、大規模停電のリスクが発生するので電力網内で蓄電する機能が必要となる。 天候不良時に必要で電力の供給容量を満たすために電力会社はその容量を維持しなければならない。 自家消費が増えることによって、供給すべき電気の総量が減る。     ​ ⑤その負担は消費者が行うことになるので必然的に電気代が上がる。 ​ ⑥上がった電気代を回避するために、太陽光発電システムによる自家消費が増える。→①へ         これらの一連の流れを電力の「デス・スパイラル」というのですが、 これを避ける方法は今のところ思いつかないというのが正直なところです。 あくまでも参考なのですが、このような事態は既に起こっています。 意外と知られていない最近の事実として、2018年2月の出来事があります。 ​  電力には、その価値を市場取引で売買する卸電力取引所という市場が存在するのですが、 雪が降った影響もあって2018年2月5日の17:00~18:00の取引価格は50円/kWhという高額な値段を付けました。 産業用であれば16円/kWh程度で販売しているケースが多いと思いますが、 それを供給している電力会社の仕入値が50円/kWhであったわけです。         もちろんこれは極端な話であり、今回の趣旨とは外れている話ではありますが、 今後このような事態は相対的に起こりうる話であると思います。 もはや自己防衛という意味においても、自分の電気を部分的にでも自ら調達をしなければならない という時代が既に来ているのではないでしょうか。   (記:髙橋 眞剛)      -再生可能エネルギーの総合情報サイト-
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