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太陽光発電パネルの日陰対策として電圧最適化装置であるパワーオプティマイザーの効果が注目されています。

わずかな日陰でも、システム全体の発電量が低減してしまうのが、これまでの太陽光発電サイトの悩みでした。

その悩みをパワーオプティマイザーが解消してくれるのでしょうか。

ここではパワーオプティマイザーの仕組みとその有効性を説明します。

 

 

パワーオプティマイザーで、太陽電池パネルの出力を常に最大に保つ!

 

イスラエルに本社を置くソーラーエッジ社のパワーオプティマイザーは、

最大電力点を自動制御することができる最大電力追従装置(MPPT:Maximum Power Point Tracking)の機能を備えています。

最大電力点とは、太陽光発電パネルが最大の発電量を得られる電力点(電流×電圧の値)のことです。

 

電力(W)は電流(A)×電圧(V)の値で求められます。

 

最大電力点にするには、電流が小さくなったら電圧を高く、電流が大きくなったら電圧を低くなるように制御します。

パワーオプティマイザーは、パネルでの発電量が小さくなると、電圧を低くして電流をほかのパネルと同等にすることで対応します。

この最大電力追従の動作を自動で行っているのが特徴です。

 

 

※ 電流A×電圧V=電力W

※直流で繋いだ回路では電流Aは全て同じになる

 

 

従来のパワーコンディショナは、太陽光で発電した直流電流(DC)の電圧を一定に変更して安定させるDC/DC変換、

MPPT制御、太陽光発電システムの直流電流をオフィスや家庭で使える交流電流に変換するDC/AC変換の役割を担っていました。

パワーオプティマイザーを用いたシステムでは、パワーオプティマイザーがMPPTとDC/DC変換機能を担うため、

パワーコンディショナのスリム化が実現します。

 

従来の太陽光発電システムでは、一部のセルが日陰になって発電量が減ると、

バイパスダイオードのはたらきによって、そのセルを含むサブモジュールが直列から切りはなされます。

この動作により1つのパネルの発電量が減ると、同じストリングに含まれるほかのパネルの出力も減り、

太陽光発電システム全体の発電量が少なくなるのが問題でした。

 

パワーオプティマイザーに接続することで、各パネルが最適な電流・電圧で動作するため、

ストリング内のほかのパネルに影響を与えることを回避できるのです。

 

NREL(米国国立再生可能エネルギー研究所)の調査では、

パワーオプティマイザーの設置によって、2%発電効率を上げることができるとしています。

一方、ソーラーエッジ社では、産業用サイトにおける太陽電池システムの発電量が2~10%向上するとしています。

例えば年間で1,000,000kWh発電するメガソーラーなら、20,000~100,000kWhの発電量の向上が見込めます。

売電価格を平成30年度の予定単価である19円/kWhとすると、

従来のシステム構成であれば1900万円の売電収入であったところ、

ソーラーエッジのオプティマイザーとパワコンを選択するだけで1938万~2090万の売電収入が得られるのです。

 

http://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/v1515984256/kage2_1_iojxrg.jpghttp://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/c_crop,h_340,w_340,x_85,y_0/h_150,w_150/v1515984256/kage2_1_iojxrg.jpgaltenergy技術costdown太陽光発電パネルの日陰対策として電圧最適化装置であるパワーオプティマイザーの効果が注目されています。 わずかな日陰でも、システム全体の発電量が低減してしまうのが、これまでの太陽光発電サイトの悩みでした。 その悩みをパワーオプティマイザーが解消してくれるのでしょうか。 ここではパワーオプティマイザーの仕組みとその有効性を説明します。     パワーオプティマイザーで、太陽電池パネルの出力を常に最大に保つ!   イスラエルに本社を置くソーラーエッジ社のパワーオプティマイザーは、 最大電力点を自動制御することができる最大電力追従装置(MPPT:Maximum Power Point Tracking)の機能を備えています。 最大電力点とは、太陽光発電パネルが最大の発電量を得られる電力点(電流×電圧の値)のことです。   電力(W)は電流(A)×電圧(V)の値で求められます。   最大電力点にするには、電流が小さくなったら電圧を高く、電流が大きくなったら電圧を低くなるように制御します。 パワーオプティマイザーは、パネルでの発電量が小さくなると、電圧を低くして電流をほかのパネルと同等にすることで対応します。 この最大電力追従の動作を自動で行っているのが特徴です。     ※ 電流A×電圧V=電力W ※直流で繋いだ回路では電流Aは全て同じになる     従来のパワーコンディショナは、太陽光で発電した直流電流(DC)の電圧を一定に変更して安定させるDC/DC変換、 MPPT制御、太陽光発電システムの直流電流をオフィスや家庭で使える交流電流に変換するDC/AC変換の役割を担っていました。 パワーオプティマイザーを用いたシステムでは、パワーオプティマイザーがMPPTとDC/DC変換機能を担うため、 パワーコンディショナのスリム化が実現します。   従来の太陽光発電システムでは、一部のセルが日陰になって発電量が減ると、 バイパスダイオードのはたらきによって、そのセルを含むサブモジュールが直列から切りはなされます。 この動作により1つのパネルの発電量が減ると、同じストリングに含まれるほかのパネルの出力も減り、 太陽光発電システム全体の発電量が少なくなるのが問題でした。   パワーオプティマイザーに接続することで、各パネルが最適な電流・電圧で動作するため、 ストリング内のほかのパネルに影響を与えることを回避できるのです。   NREL(米国国立再生可能エネルギー研究所)の調査では、 パワーオプティマイザーの設置によって、2%発電効率を上げることができるとしています。 一方、ソーラーエッジ社では、産業用サイトにおける太陽電池システムの発電量が2~10%向上するとしています。 例えば年間で1,000,000kWh発電するメガソーラーなら、20,000~100,000kWhの発電量の向上が見込めます。 売電価格を平成30年度の予定単価である19円/kWhとすると、 従来のシステム構成であれば1900万円の売電収入であったところ、 ソーラーエッジのオプティマイザーとパワコンを選択するだけで1938万~2090万の売電収入が得られるのです。  -再生可能エネルギーの総合情報サイト-
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