10月末日

神無月ならぬ晴無月だったこの10月も終わろうとしている。9月に続いて歴史的にも珍しい晴れの少ない月となった。

雨の日の電気生活はきわめてシンプル。
前夜から諦めて商用側に切り替え、そうなるとタガが外れてしまうのかどんどん電気を使う。元々節電が身についているのでそんなにヒドイことにはならないが、気が付くとあちこちの電気がつけっぱなしになっていたりする。さすがにテレビのつけっぱなしはないが、子供らがいたころは、連れ合いがやれ「テレビがつけっぱなし」、「階段の電気がつけっぱなし」、「何度言ったら分かるの」の無差別爆撃であった。
「分かってる、今やっているよ」の一点張り。
考えてみたら子供が家にいない今でも一緒か。

 

ところで、我が家では緊急時、このように商用側に切り替えているが、中には完全オフグリッドのお宅もあると思うので、どんな生活なのか気になりネットで検索してみた。
あるお宅は1日500Whしか使用しないという。1時間ではなく1日なのだ。
これはすごい!
我が家の1/20だ!
うちは1日10,000Wh(10kWh)。このお宅のように節電できれば、10日くらい雨でも電池はもちそうだ。(もっとも実際は5日くらいで放電してしまうだろうが)

そのお宅はテレビ、冷蔵庫がないそうで、PCだけとのこと。
テレビをPCで見れば我慢できるだろうけれど、大好きなラグビーを見る画面としてはちょっと小さい。
そのお宅は山の中で涼しいので冷蔵庫は不要とのことで、当然冷房もない。都会暮らしの我が家ではこれらの電気製品は必需品になっている。しかも効率の悪い古いタイプの電気製品も多数働いているので、消費電力を一桁減らす節電はかなり困難だ。暮らしぶりを変えないといけないが老母がいる間はとても無理だろう。

以前にも書いたが、40W電灯ひとつだった時のエネルギーは一体何だったのだろう?
あらためて考えてみると不思議だ。

人々はそれが当たり前だったわけで。都市ガスはきていた。きていないとすれば炭だ。
風呂も銭湯、またはガスや薪風呂。部屋の暖房はなし(良くて炭の炬燵)。
夏の冷房は当然なし。日本家屋は「夏涼しく」が基本なので冬は寒かった。
冷蔵庫なし、冷房なし、テレビなし。あ、ラジオはあった。
炊飯器、電子レンジなし。かなり寒く、かなり暑かったけれど生活には困らなかった。
みんな同じ生活だったから。

「では、なぜ今それができないの?」という完全オフグリッドの方からのメッセージであると私は理解している。とは言え、自分の家ではとてもじゃないが出来る気がしない。

(記:小野 令)

*******************************記者紹介************************************

元構造解析技術者。地震大国日本で、原発再稼働に対して異議を唱える。

25年前から埼玉県ときがわ町をフィールドとした月イチ林業隊にて間伐、下草刈り活動を継続中。定年後、多摩市グリーンボランティアに参加。DIY好き。現在はフレンドツリーサポーターズの副代表を務める。年間50日程、山仕事に従事している。

【オフグリッド生活(開発秘話)-第4話】

【意外な盲点】太陽光発電は、購入先によって価格も対応も違う?

 

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