ソーラーチャージャー(Solar Charger)あるいはチャージコントローラー(Charge-Controller)と呼ばれるこの機器の役割は何でしょうか。
太陽光発電から蓄電池への充電をする際に用いられる装置です。

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主な機能は2つ
①DC(直流)をDC(直流)に変圧する機能と
②MPPT制御機能です。

簡単に言うと、通常のDC/DCコンバーターに②のMPTT制御機能が付いたものとなります。
太陽光パネルの出力電圧を1枚40Vとすると(実際はパネルメーカーや種類によって異なります)
それが6直列で接続されていますので、太陽光から出力される電圧は
40V×6直列=240V
となります。

一方でバッテリー側の電圧を仮に48Vとすると
240Vと48Vということで電圧差が発生して、バッテリーに電気が充電されません。
そこで太陽光側の電圧を降圧して、バッテリー側に合わせることで、
太陽光で発電した電気がバッテリーに貯まるようにします。

次にMPPT制御です。
MPPTは
Maximum Power Point Tracking
の頭文字をとったもので、訳すと最大電力点追従機能となります。
簡単に言うと、太陽電池からの電圧と電流の積である電力が最大になる出力電圧で電流を取り出すための制御機能です。
言葉で説明するとわかりにくいと思いますので、図で説明したいと思います。
iv
上の図の赤い線は、IVカーブといって太陽光発電から取り出せる電力の軌跡を表しています。
A地点でもB地点でも、C地点でも電力を取り出すことは可能ですが、
その中で、MPPT制御機能は、電流と電圧の交点が最大となるような地点を探ります。
Aの地点、C地点よりもB地点の面積が最大になっているのがわかると思います。
ここが最大出力となる地点となります。
この地点を自動で探ってくれる機能がMPPT機能となります。
これはソーラーチャージャだけでなく、パワーコンディショナーにも搭載されています。

 

さて、今回我々が採用したソーラーチャージャーは、
アメリカのMidNiteSolar社製のものです。

(アメリカ出張レポート)AquionEnergy社Aspenの研修で出会ったスペイン人が勧める「MidniteSolar」がいいと思う3つのポイント

その製品の特性は、先の記事にあげてありますが、
今回実際に実物をいろいろと触ってみての感想です。

ちなみに私は、システムよりの人間なので何よりも、データを取得するのに
シリアル通信環境を構築しなくとも、MidNiteSolar社が独自展開している
Webサービス(MyMidnite)に登録していると、とりあえずデータが見れることに
密かに感動しました。

IOTという言葉が一般的になってきましたが、
そこはIT先進国アメリカ。
はじめからクラウドサービスに接続できる機械を作ってしまうところが素敵です。

ただやはりというか、今までネットワーク関連の設定で一発でうまく行った経験がなく、
今回も一筋縄では行きませんでした。

 

番外編-MidNiteSolarとの格闘-

3月の上旬、会社から車で4時間程度の中部地方の山間の中にある太陽光発電所に
SolarCharerの設定(ネットワーク)に訪れました。
朝4時出発の到着は、朝9時、かなり寒いです。

まずはここからネット回線につなげるようにルーターを設置します。
正直ここでもかなり手間取り、ネット回線が使えるようになったのが、午後1時。
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http://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/h_1024,w_768/v1488958574/IMG_0746_lej9oy.jpghttp://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/image/upload/c_crop,h_960,w_960,x_0,y_160/h_150,w_150/v1488958574/IMG_0746_lej9oy.jpgeneleaks貯めるソーラーチャージャー(Solar Charger)あるいはチャージコントローラー(Charge-Controller)と呼ばれるこの機器の役割は何でしょうか。 太陽光発電から蓄電池への充電をする際に用いられる装置です。 主な機能は2つ ①DC(直流)をDC(直流)に変圧する機能と ②MPPT制御機能です。 簡単に言うと、通常のDC/DCコンバーターに②のMPTT制御機能が付いたものとなります。 太陽光パネルの出力電圧を1枚40Vとすると(実際はパネルメーカーや種類によって異なります) それが6直列で接続されていますので、太陽光から出力される電圧は 40V×6直列=240V となります。 一方でバッテリー側の電圧を仮に48Vとすると 240Vと48Vということで電圧差が発生して、バッテリーに電気が充電されません。 そこで太陽光側の電圧を降圧して、バッテリー側に合わせることで、 太陽光で発電した電気がバッテリーに貯まるようにします。 次にMPPT制御です。 MPPTは Maximum Power Point Tracking の頭文字をとったもので、訳すと最大電力点追従機能となります。 簡単に言うと、太陽電池からの電圧と電流の積である電力が最大になる出力電圧で電流を取り出すための制御機能です。 言葉で説明するとわかりにくいと思いますので、図で説明したいと思います。 上の図の赤い線は、IVカーブといって太陽光発電から取り出せる電力の軌跡を表しています。 A地点でもB地点でも、C地点でも電力を取り出すことは可能ですが、 その中で、MPPT制御機能は、電流と電圧の交点が最大となるような地点を探ります。 Aの地点、C地点よりもB地点の面積が最大になっているのがわかると思います。 ここが最大出力となる地点となります。 この地点を自動で探ってくれる機能がMPPT機能となります。 これはソーラーチャージャだけでなく、パワーコンディショナーにも搭載されています。   さて、今回我々が採用したソーラーチャージャーは、 アメリカのMidNiteSolar社製のものです。 http://eneleaks.com/?p=14572 その製品の特性は、先の記事にあげてありますが、 今回実際に実物をいろいろと触ってみての感想です。 ちなみに私は、システムよりの人間なので何よりも、データを取得するのに シリアル通信環境を構築しなくとも、MidNiteSolar社が独自展開している Webサービス(MyMidnite)に登録していると、とりあえずデータが見れることに 密かに感動しました。 IOTという言葉が一般的になってきましたが、 そこはIT先進国アメリカ。 はじめからクラウドサービスに接続できる機械を作ってしまうところが素敵です。 ただやはりというか、今までネットワーク関連の設定で一発でうまく行った経験がなく、 今回も一筋縄では行きませんでした。   番外編-MidNiteSolarとの格闘- 3月の上旬、会社から車で4時間程度の中部地方の山間の中にある太陽光発電所に SolarCharerの設定(ネットワーク)に訪れました。 朝4時出発の到着は、朝9時、かなり寒いです。 まずはここからネット回線につなげるようにルーターを設置します。 正直ここでもかなり手間取り、ネット回線が使えるようになったのが、午後1時。-再生可能エネルギーの総合情報サイト-
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