AHIの場合、放電深度60%で使用した場合は5,000サイクルで70%以上、7,500サイクルで55%以上の容量を保持できる蓄電池です。

この蓄電池の1時間あたりの最大出力は1kWですので7,500サイクル後には約5,800kWhの電力量を取り出すことができる試算となりました。

 

 

充放電コスト=1kWhあたりの蓄電池システムの単価 ÷ 一定サイクル数の間に取り出せる電力量の総和

 

ということですので、あとは蓄電池のコストが分かればどれぐらいの充放電コストなのか?ということがわかります。

 

発電コストは電気を作るのに必要なコスト、充放電コストは電気をためて使うのに必要なコストですので、

これらを足し合わせた単価が電力会社から買う単価よりも安ければ、「作ってためる」方がオトクということが成立します。

 

蓄電池システムですが、我々が3/25に発売するシステム価格が100kWhのシステムで税抜648万円です。仮に1kWhあたり64,800円だとすると

 

充放電コスト:64,800円÷ 5,800kWh = 11.2円/kWh

 

発電コストが11.9円/kWhでしたので、あわせて23.1円/kWh。

 

電力会社の料金30.02円/kWhよりもオトクです。

 

 

もうそんな時代なのですね。

 

 

(記:田中圭亮)

 

 

 

https://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1488349088/jyuuhouden_hqjppm/jyuuhouden_hqjppm.png?_i=AAhttps://res.cloudinary.com/hv7dr7rdf/images/f_auto,q_auto/v1488349088/jyuuhouden_hqjppm/jyuuhouden_hqjppm.png?_i=AAaltenergy蓄電offgridhouseAHIの場合、放電深度60%で使用した場合は5,000サイクルで70%以上、7,500サイクルで55%以上の容量を保持できる蓄電池です。 この蓄電池の1時間あたりの最大出力は1kWですので7,500サイクル後には約5,800kWhの電力量を取り出すことができる試算となりました。     充放電コスト=1kWhあたりの蓄電池システムの単価 ÷ 一定サイクル数の間に取り出せる電力量の総和   ということですので、あとは蓄電池のコストが分かればどれぐらいの充放電コストなのか?ということがわかります。   発電コストは電気を作るのに必要なコスト、充放電コストは電気をためて使うのに必要なコストですので、 これらを足し合わせた単価が電力会社から買う単価よりも安ければ、「作ってためる」方がオトクということが成立します。   蓄電池システムですが、我々が3/25に発売するシステム価格が100kWhのシステムで税抜648万円です。仮に1kWhあたり64,800円だとすると…   充放電コスト:64,800円÷ 5,800kWh = 11.2円/kWh   発電コストが11.9円/kWhでしたので、あわせて23.1円/kWh。   電力会社の料金30.02円/kWhよりもオトクです。     もうそんな時代なのですね。     (記:田中圭亮)      -再生可能エネルギーの総合情報サイト-