AquionEnergy社の蓄電池Aspenの技術研修にアメリカを訪れていた我々でしたが、
現地での研修も無事に終了し、最終日は各国から集まったディストリビューター達と食事へ。
場所は古い教会を改装したおしゃれなレストランでした。

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そこで隣に座ったスペイン人から質問を受けました。

スペイン人:

Why are you using Morningstar’s charge controller in your battery system?

(バッテリーシステムになぜモーニングスターのチャージャーを使ってるの?)

 

私 :

The reason why is we believe it’s one of most efficient, sophisticated and durable one.

And it’s most popular for industrial use in Japan, so everybody could accept it.

(最も変換効率がよく、高性能で耐久性もいいからだよ、日本では一番人気さ、みんなそう言っているよ)

 

スペイン人:

Most efficient? We don’t think so. Their conversion efficiency is no so good.

(もっとも変換効率がいい?我々はそうは思っていないよ。モーニングスターはそんなに変換効率は良くないよ)

 

私:

You believe so? Really?      Please show us what do you believe is best?

(え?本当に? じゃあ、何が一番いいのか教えくれるかい?)

 

スペイン人:

We could recommend MidNite, for example.

It has better efficiency actually. We could see it by testing it ourselves.

We think it’s more durable, too.

We have no doubt in their quality.

(それはもちろんMideNiteさ。変換効率も良いし、テストで確認しているよ。

耐久性ももちろん問題ない。品質に関しては疑う余地はないよ!)

 

PVで発電した電気を蓄電池に充電する際に、過充電を防ぎ、
充電池が受け入れ可能な電圧に適切に設定するためのチャージコントローラーという機器を間に接続します。
システムの中では非常に重要な役割を持ちまして、前述の過充電・過放電制御だけではなく、
逆接続・短絡・逆流などを防止したりする機能や、MPPT(最大電力点追従制御)などの機能も追加されることもあります。

日本では、この商品の特にある程度の高圧が必要な領域については、
米国Morningstar Corporation社の商品がその信頼性や能力によってほとんど標準的な扱いになってきました。
我々も、実際に商品を購入し使用していますが、見た目も綺麗で、これを使っておけば間違いないように感じられる良い商品だと思います。
一種、ブランドとなっているのです。

なので、自信満々に答えたのですが、、、
正直ちょっと鼻で笑われたような屈辱感でした。

悔しい気持ちを持って帰国した我々は、そんなに良いならMidNiteSolarのチャージャーを徹底的に研究してやろうと言う闘争心に火が付きました。

とは言え、やっぱMorningstarでしょと心の中で思いながら調査をしたのですが、、、

 

日本でいろいろと調べて行くうちに、あれ???
本当にMidNiteって結構いいなと。
少しずつMidNiteに惹かれている自分がいます。

 

それではそのポイントをいくつか挙げていきます。

 

ポイント1 “技術力の確かさ+男のロマン”

創業者、Robin Gudgelらは、1970年代に後に”Pioneer”に買収されることになる”Phase Linear amplifiers”というアンプメーカーで
キャリアをスタートさせた長い経験のある技術者であり、経営者である。
1973年に自らアンプ会社を設立して独立した後、B1-BやB2といった爆撃機のミサイルランチャー向け電源供給機器の開発会社での経験を経て、
旧Phaseの経営者らが世界で最初に立ち上げたオフグリッドや、携帯用・海洋用途向けの“信頼できる”インバーター開発を
目指した会社”Trace Engineering”へエンジニアとして参加することになる。
その後、Xantrexの再建、”Outback”や”Magnum Energy”の創業に関わった後、そこを離れ、
2005年に弟とMidniteを設立するといった業界においては最高の経験を持った一人と言っても過言ではないだろう。
自ら興味をもった技術を追い求めた男が最後につくった会社で過去の会社で出来なかったアイデアを実現させている

とう状況がその先進性とともに、ロマンのようなものを感じさせてくれる。

ところで、Outbackはその後、2009年に株主でもあったRobinに経営再建を要請し、再び役員として方向性を正した後に、
新しい役員を選び、”Alpha Technologies”に販売しました。今では彼らは生産能力の多くをインドに移しています。

 

ポイント2  “明確な戦略”

創業者RobinらがMidnite Solar設立時にフォーカスしたポイントは二つとしている。
単純であること、また信頼性があることとしています(simplicity and reliability)。

商品リストで見る個々の商品はお世辞にも洗練されているという感じではないですが(すみません、個人的な感想です)、
シンプルで質実剛健な感じは良くでています。
比較してみると変換効率の高さも最高クラスですし、しかも容量単位あたりの単価も最低レベルとなっています。
また、同社のチャージコントローラーは太陽光、風力、マイクロ水力発電システム向けにデザインされたチャージコントローラーとして、
唯一ETL listed Markを取得しています。
つまり、その性能は、該当する公開された標準をクリアしている、とされています。こうした性能も高さも創業者の思いが結実した結果ということなのでしょう。

 

ポイント3  “後出しジャンケン”

特にチャージコントローラーに関しては、Morningstarをいう“ベンチマーク”がある状態でそれに対抗する商品開発が出来ていることが挙げられます。
1993年に創業されたMorningstar社に対して、2005年に設立されたMidnite solar社。もちろん、後発だからこその競争上の苦労もあるでしょうが、
こと技術に関しては事実上の標準となっている他社と比較し、より良く安い商品が作れさえすれば、商品としては問題ありません。
彼らの能力からすると技術的には難しいことではないかもしれません。
我々のようなSI会社にとっては、仮にブランド力が少しばかり弱くても、
より性能に優れ、耐久性の高い商品が、より安く入手出来るのであればこんなに有り難いことはありません!

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今そのMidNiteSolarをe-bay経由で購入してテスト中です。
さらにいろいろなことがわかってきました。
テスト結果についてはまた改めてご報告します!

 

 

 

 

(記:齋藤康弘)

 

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