太陽光発電は再生可能エネルギーで地球にも優しい、
かつ今なら余った電力を買い取ってもらえ経済的にもプラス。
そんないい面の話ばかりが聞こえて来ますが、正直なところデメリットはないのでしょうか。
もちろんいい面が多いのは本当のところだと思いますが、
いいところだけでなくちょっと気を付けなければ行けない側面にスポットを当てて
シリーズで記事を書いていこうと思います。

******************************************

突然ですが、太陽光発電には「天敵」が存在すると言われています。
天敵:食物連鎖で、捕食や寄生で殺される側から見て、殺す方の動物(まれに植物)の意
対象が生物ではありませんので当然比喩ですが、「切っても切り離せない弊害」という感覚です。

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カラス!?

確かにカラスや鳩などの鳥類は、パネルの上に糞をします。
そうすると、発電量低下やホットスポット減少などを引き起こす可能性もあります。
が、これはメンテナンスで改善されますので、わざわざ「天敵」と呼ぶほど大それた被害ではありません。

 

実はこの記事を書き始めた時、個人的に「天敵はリスだ!」と思ったのですが、
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そうすると本来の意図とズレてきてしまうため、リスではありません

 

でも、ちょっとだけ。

リスが多く生息する地域に太陽光発電を設置すると、このようにパネルの下に入り込み、
場合によっては巣を作り、パネルのケーブルなどを食いちぎる始末です・・・。
鳥獣対策が必要ですので注意して下さい。

 

さて話を戻しますと、太陽光発電設置を導入する際に、不安に思うことはないでしょうか?

「本当に元が取れるのか?」

「工事は大丈夫か?」

「期待通りに発電してくれるのか?」

 

悩みは尽きませんが、「実際に設置してみないことには分からない」というのがほとんどかと思います。
ところで、こんなアンケート結果を見つけました。

不安事項のトップとしては、「価格の妥当性・経済性(元がとれるか)」という項目が挙げられています。
やはり設置する以上、経済的なメリットがないのであれば設置する意味がないですもんね。
注目していただきたいのが次点の「設置工事による不具合(雨漏り等)」を気にされている方が多いという点です。

 

そう!今回の「天敵」の正体はこの「雨漏り」なのです!(前置きがだいぶ長くなりました)

ところで、別の調査結果ではこの「雨漏り」について興味深いデータが取れています。
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太陽光発電の設置に関して、雨漏りの原因となる「屋根に穴をあける」という施工方法を知っている人はわずか13.6だったのです。
逆の言い方をすると、86.4の方は『屋根に穴をあける』ことを知らないということがわかりました。

 

では、穴をあけて設置すると本当に雨漏りすることがあるのか?という疑問が湧いてきますね。
なぜなら、今の太陽光発電の設置方法はこの「穴をあける」方法がスタンダードだからです。

 

「パネルメーカーが採択している工法だから大丈夫」

「工事をしっかりとしたところに頼めば大丈夫」

「雨漏り補償をしてくれるメーカーもあるから大丈夫」

 

ん?でも、ちょっと待って下さい。

 

雨漏り補償をしてくれる」ということは裏を返せば「雨漏りが起こる可能性がある」ということではないですか?
災害が起こる可能性があるから、自然災害補償があるのと同意義です。
ということは、どんなにメーカーが採用している工法とは言え、どんなに実績のある施工店が工事を行うとは言え、
雨漏りが発生する可能性がある」ということではないですか?

 

そして、この「雨漏り補償」にも落とし穴があったりします。

雨漏り補償も保険による対応になります。
上記、損害保険会社の方が仰るには、穴をあけた部分の補修材であるコーキングの劣化、工事のミスによる雨漏りは対象外になるということです。
コーキングは樹脂ですし、屋根上という過酷な環境下では「10年もてば良い」というのが、コーキングメーカーの回答でした。

 

なるほど。いろいろ調べていますと看過できないレベルの話であることが分かってきました。
まさに「ザ・天敵!!」と呼ぶに相応しい存在です。
言ってみれば、取り付け方がデメリットになりかねないという話ですね。

 

さて、気になるのが費用面です。

どこからともなく、「やっぱり穴をあけない分、高くなるのでしょう?」

そんな声が聞こえてきます。
この声に同調するように、別の調査結果では9割以上の方が「価格が同じなら穴をあけないほうが良い」と回答しています。
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やはり、「余計な心配の種は排除しておきたい」、とは言え「出費は出来る限り抑えたい」という今の消費社会を反映した心情ですね。
実際いくらかかるのか?はお問い合わせしてみるのが正解でしょう。

同額で済むかもしれないですし、差が20万円くらい出るかもしれません。

でも聞くのはタダですので。

 

 

(記:田中圭亮)

 


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